仲良く不倫74／少しセーブ

「恵梨、何をキョロキョロしてる・・・私を忘れたら困るなー」
「忘れないわよ」

遥子には利幸、幸代には浩志、歩美には靖雄、そして良子んには栄治がそれぞれもう入れています。
上から下から、前から後ろから、そして横から・・・男達の何と元気な事。
それからはもう滅茶苦茶な状態が３時まで。

それでも一組ずつ下に降りて行く・・・男用の大きなお風呂へ。
みんな無言で、面白い事に５組の夫婦が洗い合っている。
やはり何が有っても起こっても、夫婦なんです・・・そう言う恵梨も。　
夕食を早めようと言う事になり、５時前にはみんながビールで乾杯し、バーベキュー。
お腹が減っていた所為で、絶対に残ると思った３キロも買ったお肉がなくなった。
セックスの後はみんなお腹が減る様で、ビールもお酒もどんどん進んでいる。

　
「全ての方から、この企画を継続しようと要望が有りました。
どの位の間隔で行うか、みなさんのご意見をお願いします」

結局は哲夫から余り頻繁だと価値が下がるとの意見で、３ヶ月に一度、
３月、６月、９月、１２月に決まった。
次回は１２月で忘年会を兼ね、幹事は哲夫夫婦。

「発表!・・・今夜のペアは・・・」
男達から何か言って来るかと思ったが全く出なかった。
５人が５人ともいい女です。


「どうだった利幸さん」
「一言で言って・・・楽しい」
「利幸さんはこうした企画の専門家・・・プロの目から見て何処を直せばいい？」
「無い、何処も・・・上手いよ恵梨さん、こう言うのをするのが」
「良い見本が有るから、次からの幹事ば楽だと思う」
「それならいいけど」
「眠いかい？」
「いいえ、全然」
「風呂に入らない、俺は温泉大好きなんだ。幹事さんの慰労の意味で体中洗わせて貰う」
「利幸さんがそんな事言ったら厭らしく感じるけど、目が真剣。有り難う、お言葉に甘えさせて頂きます」


「あら、幸代と栄治さんも来ていたんだ」
「流石に疲れた・・・だから温泉に入ろうと」
「私、もうクタクタ」
「私の趣味はセックスと何時も言っている、でも参ったわ・・・この男達の強さには」
「俺だって回数には自信を持っていたさ、しかし疲れた」
「それは、利幸さんが全員に出すからよ」
「俺は中途半端な事は出来ない性格なんだ」
「まあ、それが利幸さんの良い所なんでしょうね」
「でも、１２月は少しセーブしなさいよ」
「おお、そうする」


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