仲良く不倫66／到着

女の１番は恵梨、２番良子、３番遥子、４番幸代、５番歩美。
男の１番は栄治、２番靖雄、３番浩志、４番利幸、５番哲夫。

何か余りにも上手過ぎる組み合わせでしょう？
私がインチキしたの。
私と哲夫さん靖雄さんは誰でも良かったけど、先ず良子さんは浩志が絶対だった。
歩美と栄治さんも必ず。
遥子と利幸さんは出来ればだった。
　
喫茶店のテーブルに置いた番号のカード、どれを引くかを男みんなに指示しておいた。
誰も文句を言わない組み合わせなので、上手く行った。

１号車、これはうちのエスティマで、運転席に浩志で助手席は遥子。
後ろに良子さんと靖雄さん。

２号車、利幸さんが運転のエルグランデで助手席に幸代、中は栄治さんと私で、後部は哲夫さんと歩美。

残念ながら、利幸さんと歩美夫婦は同じ車になってしまった。
うちの車の６人は、利幸さんの話が面白く盛り上がっていた。
浩志と遥子に後で聞いた所では・・・・・

「靖雄さんが良子さんに、催眠術を掛けたみたい」
と言う程で、キスは当然ペッティングから、フェラチオまで後ろのシートでしていたらしい。
流石は靖雄、大したものです。
それに誘発されて、前でもかなりの所まで行っていた。



「うわー、綺麗な建物」
「然も周りは木しか無いじゃない」
「こんな別荘欲しい」
「何、温泉が引いてある」
「利幸さーん、ありがと」
「いえ、仕事ですから・・・7部屋有り、ダイニングではパーティが出来ます・・・それに
各部屋にシャワーに洗面とトイレ」
「へー各部屋に、凄い」

元々ペンションだったその別荘は、厨房も立派だった。
土地１０００へーベイに立ち、２０００万円で売り出していた。
価格はかなり安く、今スキー場や別荘地では沢山売りに出ている。
しかし全く売れないのが現状だった。
この物件も建物だけで売値の３倍はした。

ペンション・ロッジのブームの後遺症。
この辺りは雪は積もらないので、老後ここで住む為に買って置くと言うのは
良いかも知れない。
但し、もう少し小さい物件を。

「貴方、買ってよ」
「誰だって欲しいさ」
「さあ、入りましょう・・・中も気に入りますよ」
「うわー、暖炉が有る」
「見て、キッチンが大きい」
「大きなお風呂が二つ有るわ」


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