仲良く不倫67／始まり

ロビーと食堂になっている大き目のホールにみんなが集まると、いよいよ始まる、そう恵梨は考えた。

「それでは、ビールで乾杯して自己紹介して下さい」
それぞれ簡単に自己紹介をしてから、部屋のドアに１から７の紙が貼られた。

女は番号の部屋に行く。
帰るまで女は同じ部屋になり、９時になった時点で男も番号の部屋に行く。
１０時に男はここに集まり次の番号の部屋に行き、それを１時間毎に続けるけ、最後の５人目の相手と朝まで寝ることになる。
男のバック・荷物は６番の部屋に置くようにした。


朝食は９時で、１０時からまた同じ番同士になり、こんどは２時間毎の交代。
お昼は２時から１時間。
３時に３番からスタートして、夜の９時で終了になる。
夕食はバーべキューで、土曜日に一緒に寝る相手は夫婦。


日曜日も朝食は９時からで、夫婦でもっと早く食べても構わない。
１０時からまた１時間毎で１番同士からスタート。
１時からお昼で、２時から４・５番と進み４時で終了になる。

７番の部屋はベッドが４つ入っており、大きなソファもある。
２組でも３組でも一緒にプレイが可能だった。

「日程表は、ここに貼って置きます・・・ご質問は何かございませんか？」
「・・・それでは、女性の方はお部屋にお願いします」



恵梨と栄治は・・・・・
「週に２日店を手伝って貰って、助かっています」
「どうせ、家でぼさーとしているだけですから」
「いえ、有り難う」
「栄治さんはＳなんでしょう？ハード？」
「いえ、ソフトもいい所です」
「私Ｍもどきなので苛めて」
「分かりました。楽しみが増えました」

「シャワーをご一緒しません？」
「後では駄目ですか？」
「匂いフェチ？」
「はい」
「臭いのが好きなんだ」
「はい、鼻がひん曲がる程のが」
「恥ずかしいけど、いいわ。うーんと嗅いで下さい。私も嗅ぐから」
「あー堪らない、この臭い恵梨さんの。厭らしい下着も」
「変態ね。この匂い、オスの匂い好き。舐めるの？汚れているのに」
「私の舌で綺麗にして上げます」
「お願いします。私もお掃除させて」



良子と靖雄・・・・・
「車の中で、あんな悪戯」
「良子さんがいけないのです」
「如何して？」
「だってフェロモンがプンプン」
「うそー」
「いいえ、あそこから匂いが、沸き立っていました」
「そんな事は有りません」


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