仲良く不倫62／気遣い

女４人みんなが他の３人の日頃の行いを隠す。
４人全員が不倫のエキスパートだと見破られることの無い様、その夫たちに気を遣う。

恵梨は靖雄に幸代のことを。
幸代は浩志に恵梨のこと。
遥子は利幸に歩美のこと。
そして歩美は栄治に遥子のこと。

恵梨の隣に住む高橋哲夫だけが、全てを知っていた。


遥子が元恋人の利幸には・・・・・

「どう？・・・歩美にうんと言わせられる？」
「あいつも俺と同じでセックスが好きだから、何とかなると思うけれど」
「歩美が他の男に抱かれるのが嫌？」
「それも有る。それより俺の事が」
「あのね、あんたの女癖の悪い事を、歩美はよーく知っているわよ」
「それはそうだけど」

「はーん、歩美に見られたく無いんだ。抱いている所を。そうなのね」
「興奮するだろうな・・・歩美が他人に」
「何よ、大きくして。想像しただけでそんなに成るのよ。実際に横で見たら」
「ああ、堪らない」
「一寸、そんなに興奮しないでよ。痛いじゃない。良いのね？」
「あぁする」

一丁上がり
後はみんな、上手くやってよ



「どうだ、歩美？」
「貴方はしたいのね？」
「ああ、歩美が他の男に遣られると想像しただけで堪らない」
「好き者に変態ね。確かに知らない所でされるよりましかもね。死ぬまで貴方の病気は治らないのが分かっているけど」

「だったら、してくれる？」
「仲間はずれにされるよりいいわ」
「そうか、そうだな」
「賛成して上げたんだから、今すぐ褒美」
「ああ、たっぷりと」


「私はしたいよ・・・遥子だよな」
「それと、ロープとかは駄目よ。普通でないと」
「分かっているさ。そっちは歩美とするからいい」
「私は嬉しいけど、遥子どうかなー？うんと言わせられる？」
「まー頑張ってみるさ。何とかなるだろう」


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