血液型の話　その2

世界の血液型分布で奇妙なことがあります。例えば日本の場合は・・・A型40％O型30％B型20％AB型10％
であることは御存じだと思います。おそらく、あなたはこれが一般的な血液型分布だと思っているかも知れません。

そもそも、O型とは、血液型を決定する因子がに何も乗っかっていない状態・・つまり、Oはオーではなくゼロの意味です。したがって、 被決定帯にA因子が乗っているのがA型、B因子が乗っているのがB型、A因子とB因子が交互に乗っかっているのがAB型・・と云うことだそうです。

当然、決定因子がなにも乗っかっていないO型が原種で、AとBが二次的発生し、ABが三次発生したであろうことは、なんとなく想像出来ます。

・・ちなみに、被決定帯そのものを持たない血液型も存在します。これは、ボンベイブラッドと呼ばれ、世界中でほぼ一万人しかいない、特殊な血液型だそうです。

さて、血液型分布ですが・・上記の話を元のすると、O型が最も多く、AB型が最も少ない分布になってもおかしくありません。事実、世界の平均的分布は・・そうなっている様です。

アフリカでは、平均より多少O型が多い・・これはなんとなく納得出来ます。なにしろ、人類発祥の地ですから。どうも納得がいかないのが・・南米・・。総じて南米の国では、O型の人が著しく多いようです。特にブラジルは、85％がO型。・・・なんだそれは！　また、インドでは人口の75％がB型。変ですねぇ－。

この地域的なバラつきには、それなりの理由と根拠があります。・・そして、血液型と性格の因果関係が、『整合性のあるものだ』・・と云わざるを得ない秘密が、ここにあります。

衝撃の事実！・・続きは明日！・・・ごめんね、引っぱって・・・