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常に私達は誰かに迷惑と貢献をしてきていることを認識し続けなければならない
2008年03月15日 00:04
独首相、大虐殺謝罪の見通し
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=432314&media_id=2
<ドイツのメルケル首相は16日からイスラエルを訪問する。最終日の18日には国会(クネセト)で独首相として初めて演説し、ナチス時代のユダヤ人大虐殺(ホロコースト)について改めて謝罪する見通し。イスラエル国会での外国要人の演説は、これまで大統領など国家元首にしか認められていなかったが、「イスラエルとの特別な関係」を望むドイツ側の要請に応じ、国会の規則を変更した。>
この記事の中で、イスラエルの議員の一部にイスラエル国会内で「ドイツ語」で謝罪されるのが嫌だ、という理由で国会をボイコットするという動きがあるという。同様の動きは以前もあったとのことだが…
日本が戦前に被植民地に同様の行為を行ったかどうか(色々見方があるようである)はともかく、日中国交回復時に日本の首相が中国に謝罪(その後の円借款の方が「中身」ありであることはいうまでもないと思われるが)したことにより、日中国交回復に至ったのは周知の通り。そこで日本の首脳が「中国語」でスピーチしたか?ありえません。
国際政治の常識として、少なくとも首脳クラスが彼らの「ネイティブ」で様々なコメントを発するのは当然。過去は過去として、確かに過去にドイツ人に迫害されたという歴史があるのは理解できるが、その元首級が自国国会で戦争犯罪の謝罪をするのにその「言語」を理由にして出席拒否するというのは、謝罪そのものを「拒否」しているのと同様と見られても仕方ない。まさかヘブライ語で謝罪演説は出来ないでしょうし、それは逆にドイツ国民へ「悪い」印象を与えかねない。あくまでも国際政治は「国内政治」を志向する形で動かされるものである(国連でさえ、どこかの国の利権のために動かされる。昔はアメリカ、今は…どこでしょう?)
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