- 名前
- 玉こんにゃく
- 性別
- ♀
- 年齢
- 43歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 「海を見ていたら自分の悩みがちっぽけに思えてきた」という人とはわかり合えないと思います。
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語彙力があればこんな長文は書かなかった
2025年11月01日 22:04
いとこからのメッセージの返事として、志磨遼平の魅力を連綿と綴って送りました。
こんばんは。玉こんにゃくです。
見る映画を監督で選んだことがない。新作のポスターやチラシや各種SNSを見ても、監督の名前をチェックすることがない。
小説なら作者の名前でガンガンに選ぶのに。
したがって、生まれてから一度も「あの監督の作品はさぁ」みたいな会話をしたことがない。
小説なら「あの作家はいつも〇〇だよね」とか「文体が変わったよね」とかえらそーに言えるのに。
映画に関してもそんなことを言ってみたい。その監督の作風を理解し、サングラスして葉巻かなんか燻らしながらえらそーに語りたい。
まず、何からすればいいのだろう。
当然、好きになれそうな監督の作品を片っ端から見るのが得策だろう。過去問を2、3年分もやればその学校の入試の傾向がわかるように、同じ監督の映画を2、3本も見れば傾向と対策が練れる(この場合、対策というのは人前でえらそーに語るためのもの)。
とは言うものの、私はアマプラにもNetflixにも入っておらず、近所のレンタルビデオ屋はつぶれて久しい。
頼りになるのは映画館と「金ロー」だけという体たらく。
これじゃあいつまでたってもえらそーに語れない。
私はえらそーに語りたいのだ。
「えらそーに語る」までいかなくとも、かっこよく見えるといいな、と思っている。この、「かっこよく見える」というのは私にとってかなり大事で、というのも私はかなりかっこよくないからだ。家にいるときはすっぴんメガネ、髪の毛は高校生のときに買ったワニクリップで適当にまとめ、首元がダルダルのTシャツで、本を読むか食べるか寝ているかである。
こんな人間が輝けるとき。それはやはり、えらそーに語っている姿ではないだろうか。やはりえらそーに語らないと。何かについてえらそーに語る人は私にとってやはり眩しく映る。
と、思って私は連日映画館に足を運ぶが、とてもではないが帰ってきてえらそーに語れる自信はない。せいぜい「面白かった」と一言ですむことをこれでもかというぐらいに膨らませまくってログに書くぐらいだ。一言でズバッと言い表すこともできないのだから情けない。
ああ、私に語彙力があればえらそーにもかっこよくも語れるのに!というわけで、映画もいいけど読書もね。
秋も深まってきた(どころかもう冬)ので、皆さん本を読みましょう。私の神様もそう言っていたので、わが意を得たりという思いでこの文章を書いています。
非常に強引にまとめましたが、本を読めば映画も楽しめるだろうなと思うのです。映像で補えなかった部分は文章で補完し、文章で伝わらない表現は映像が補うでしょう。
それではまた。








このデジログへのコメント
見てる人はあの場面がよかったよねーとか言いますけど
ただ面白かったかどうかの感想しか持たないですね、自分も。
> よしおじさん
まず「あの場面」を覚えてないですよねトホホ。
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