今日の1冊その118

食べたことがないのに嫌いなのは心太。

こんばんは。玉こんにゃくです。

「男の！ヤバすぎバイト列伝」掟ポルシェ

バイトを舐めていて人生を舐めていて、バイトどころか正社員をクビになったことさえあって、努力は疲れるから嫌い、それでいて自分は凡人と思い込んでいるまさにヤバい私なのだが、それに輪をかけてヤバいのが掟ポルシェ笑

まえがきに、この本を読んで共感できる人は心配になるとあるが、何を隠そう、私もバチバチに共感してしまった。「クズでもいいんだ」と。

ヤバさってお金になるということが知れただけでもよかった。
あと、本っっっっっっ当にこの人文章がうまいのよね。ファンではないのに引き込まれてしまう。嫉妬。
各章末に挿入されている当時の写真とイラスト、そしてそこに添えられた短い文章までもうまい。
お手手のシワとシワを合わせてファックオフ！大好き。

巻末の藤井隆、志磨遼平とのそれぞれの対談も読みごたえ抜群。
志磨遼平がクビになった（実際は1日も出勤していない）高円寺のケーキ屋ってトリアノンのことかなぁ。

社会に順応できる人もできない人も、みなそこはかとなく狂気を孕んでいるのだと再確認できるどころか、頭のおかしい人のほうがもはや正しいのではないかと錯覚させてくれる本。
私も交通量調査のバイトやったよ、千歳烏山で爆