- 名前
- 玉こんにゃく
- 性別
- ♀
- 年齢
- 43歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 「海を見ていたら自分の悩みがちっぽけに思えてきた」という人とはわかり合えないと思います。
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今日の1冊その119
2025年11月19日 22:26
ふわふわ寝たい。
こんばんは。玉こんにゃくです。
「夜の哀しみ(上・下)」三浦哲郎
平成三年九月から一年間、日経新聞に連載されていた新聞小説。
暗く寒い北の地で出稼ぎの夫の帰りを待つ登世。
彼女の若さと美貌と健全さでもって、物語は悲劇へと進む。
この本の楽しみかたとしては完全に間違っているが、子どもたちが登世を脅して欲しいものを手に入れるシーンは、私にとって大変愉快なものであった。
私は欲しいものがあれば、ただ「欲しい」と言うだけでそれを手に入れることができたが、登世の子どもたちは貧しい母親に対してあれこれ画策しなければならなかったからだ。貧しい家の子どもはやはりハングリー精神があるのだと思わずにはいられない。
登世が自分の美しさを自覚して都会に出たらどうだったろうと思った。
小説としては面白いが、誰にも感情移入できない。








このデジログへのコメント
手に入らないこその渇望が
人を成長させる
なんてことあまりないですよねー
衣食住足りて礼節を知るです。
> よしおじさん
まさにそれです。
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