「片思い世界」ﾚﾋﾞｭｰ☆

広瀬すず、杉咲花、清原果那主演他。この声、届け。現代の東京の片隅。古い一軒家で一緒に暮らす、美咲（広瀬すず）、優花（杉咲花）、さくら（清原果那）。仕事、学校、バイト、それぞれ毎日出かけて行って、帰ったら3人で一緒に晩ごはん。リビングでおしゃべりして、同じ寝室で寝て、朝になったら一緒に歯磨き。お互いを思い合いながら穏やかに過ごす、楽しく気ままな3人だけの日々。だけど美咲には、バスで見かけるだけの気になる人がいて、そのことに気がついた2人は･･･。もう12年。家族でも同級生でもないけれど、ある理由によって強い絆で結ばれている3人。それぞれが抱える、届きそうで届かない＜片思い＞とは―。「花束みたいな恋をした」の脚本家・坂元裕二と監督・土井裕泰が贈る、まぶしいほどの命のよろこびを描く希望の物語。もう一度繋がりたい。12年の切実な片思いが今、動き出す―。

3/10点！！バブル世代の悪い癖が出た。お洒落な家と服と生活が“幽霊生活”と切なさとかけ離れ過ぎていて･･･ご都合主義で触れるものと触れないものがあるし、触れないならあのお洒落さナンナンデスカってなるし、全部イメージだって分かってますけど！統一感の無さと適当さを感じてしまうんですよ。幽霊ものって好きな層が狭いと思うので、あの宣伝の仕方では見に来た人は完全に肩透かしを食らうわけで、そこを跳ね飛ばすほどのストーリー力がないと駄目なのに、ふんわりしたお話作っちゃって。何を感じさせたいんだ。究極の片思いってことは分かるけど、女子力とお洒落さにかき消されちゃってる･･･。横浜流星の死んだ目だけは見事だった。あんな死んだ目出来るんだ。何なら犯人より死んだ目上手かった。この手の話にトレンディ感いらないと思うんだよ･･･。誰か一人くらい繋がれたら、少しはストーリー性高まったはずなのに、無念。2025年公開。