- 名前
- ユリ
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- 年齢
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- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「陪審員2番」レビュー☆
2025年10月12日 03:06
ニコラス・ホルト主演他。真犯人は私かもしれない―家族思いの男、ジャスティン・ケンプ(ニコラス・ホルト)は、世間の耳目を集める殺人事件の審理の陪審員に選ばれ、倫理的葛藤に苛まれる。彼の決断しだいで、殺人罪に問われている被告の裁判の判決を、有罪に導くこともできれば、無罪にすることもできるのだ。殺人事件の裁判で陪審員を務めるジャスティンが、実は自身が真犯人では―との疑念を抱く。被告人と陪審員、検事と弁護人、正義と真実、それぞれが複雑に絡み合い、裁判の行方を左右する。ありふれた殺人事件に隠された真実とは―。隠された有罪と無罪の境界線。巨匠クリント・イーストウッドが挑む驚愕の法廷サスペンス・スリラー。
7/10点!!通常の陪審員裁判にひとつ細工を加えることで「正義とは?」「人が人を裁けるのか?」を丁寧に描いた重厚な法廷ドラマになっているのですが・・・如何せん眠い!!寝落ちしちゃって、その後、ちゃんと見直したいなと思い、即リピ。良く出来てるけど、盛り上がるシーンとかないし、よほど某アンビリーバボー番組でやってくれた方がドキドキ出来るドラマになるだろうくらい地味な仕上がり。94歳のイーストウッドの侘び寂びなのか?(ちょっと使い方違いますね^^;)正義って立場によって変わってくるけど、最後に聞いた正義の意味は法の下でという意味なので、あれは自爆してるようなものだよなと思いました。どのみち、彼は罪の重さに耐えられ続ける人間ではないし、何か二次災害が起こる前に正義が玄関を叩いてくれて良かったのだと思います。彼は自分に出来る範囲での償いの意を表しようとしたけれど、それは償いではない。そんな揺らぎまくりの“弱い”人間が人間の一生を裁くって、裁判員裁判制度の在り方を問うドラマだと感じました。私事で、調停や裁判を経験したけれど、あれは素人が口を挟んで法の下にジャッジを下せるものでは到底ない。なのに、下せると思っている傲慢な人々が多すぎる。そんな人たちに真実は潰される、そう痛感しました。選ぶのは裁かれる本人だから、勝ち負けの方法として選択できる分には合っても良いのかも知れないけれど、そこで真実が、正義が、平等、権利が、守られるとは到底思えない。法に携わる人たちは謙虚さと傲慢さ、どちらもが共存する中で戦っているのだろうなと感じました。それを自覚出来ない人々は人の人生を左右する立場に立ってはいけない。地味で寝落ちしたのに見直したのはそこが痛烈なメッセージとして描かれていたからなのだろう。。2024年劇場未公開作品。








このデジログへのコメント
レビュー見てちょっと観てみたくなりましたが、U-NEXT独占配信ですか、残念
それにしても文書が上手いなー、いつも感心して読ませてもらってます。
> エフさん
独占ですが、DVDにはなってるのではないでしょうか?TSUTAYAとか。いやいやプライベートな感想なので文体めちゃめちゃですが、伝わればいいなーと思って書いてます(^^)
unext で独占
じゃあ、見ます!!
> ザンキンドーナツさん
UNEXT仲間珍しい~じゃあ観てください!(笑)
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