「きみの色」ﾚﾋﾞｭｰ☆

声：鈴川紗由主演他。わたしたちの色、わたしたちの音。高校生のトツ子（声：鈴川紗由）は、人が「色」で見える。嬉しい色、楽しい色、穏やかな色。そして、自分の好きな色。そんなトツ子は、同じ学校に通っていた美しい色を放つ少女・きみ（声：高石あかり）と、古書店で出逢った音楽隙の少年・ルイ（声：木戸大聖）とバンドを組むことに。勝手に退学したことを、家族に打ち明けられないきみ。母親に隠れて音楽活動をしているルイ。トツ子をはじめ、それぞれが誰にも言えない悩みを抱えていた。バンドの練習場所は離島の古教会。音楽で心を通わせていく三人のあいだに、友情とほのかな恋のような感情が生まれ始める。周りに合わせ過ぎたり、ひとりで傷ついたり、自分を偽ったり―やがて訪れる学園祭、初めてのライブ。観客の前で見えた三人の「色」とは。心の琴線に触れるストーリー、美しい映像表現、繊細な気持ちに寄り添う音楽が織りなす青春タペストリー。いま、アニメーション映画の新たな時代が動き出す。

3/10点！！評判がとても良いので観てみましたが、正直「聲の形」「平家物語」などに比べるといまいち何も起こらない青春が流れていく作品･･･。悪い人が一人もいなくて、皆が主人公たちをすんなり理解してくれちゃうので、衝突のち絆みたいな盛り上がりが一切ない。感情の凹凸が低温。。。繊細な動きというのは丁寧に描けているとは感じましたが。こんなにピュアさを誰にも汚されない青春あるんかーー（爆）あと、楽曲と歌にもう少しハイレベルを期待してしまった。まじで学園祭レベル。うーん、山田監督には注目していきたいので、次作に期待。2024年公開。