- 名前
- 清英
- 性別
- ♂
- 年齢
- 63歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 都内江東区有明のマンションに一人寂しく暮らして居ます。長年連れ添った愛妻は4年前他界...
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菊花開
2024年10月25日 23:51
本日の清英の書作品は
菊花開
参加している書道グループの
今日のテーマです。
詳細記事
暦生活
https://www.543life.com/content/seasons24/post20201013.html
菊花開
きくのはなひらく
こんにちは。暦生活編集部です。
今日は七十二候の「菊花開(きくのはなひらく)」についてのお話です。
爽やかに澄み渡る青空が、心を軽やかにさせる季節。
朝、青空を見るとうれしくて、ついつい写真に撮ってしまいますが、絵や写真ではおさめられそうにないその空色は、秋がくれたの贈り物のように感じます。
季節は、菊の花が見頃を迎える頃。そのような時期に青空が晴れ渡ることを、菊晴れ(きくばれ)といいます。菊は、七十二候にもその名があり、「菊花開(きくのはなひらく)」は菊の花が咲き、人々が花を愛でる季節に名前を付けたもの。例年、この頃に菊の品評会や菊まつりが各地で行われます。
菊は、奈良時代に薬草として中国から伝わったといわれています。
それ以来、長い時間をかけてたくさんの人に愛され、親しまれてきた日本を代表する花です。春の桜に対して日本の秋を象徴する花ですが、鎌倉時代、後鳥羽上皇が菊の花を好み、「菊紋」を皇室の家紋にしてから、その位置づけが決定的なものになりました。菊の花言葉は「高貴」「高尚」。その花言葉からも、とても大切にされていることが感じられます。
旧暦9月9日(今年は10月25日になります)は重陽(ちょうよう)という五節句のひとつで、重陽は別名「菊の節句」といわれています。昔、中国では無病息災と不老長寿を願い、この日に菊の花を浸した菊花酒を飲むならわしがありました。平安時代に日本に伝わってからは、宮中で菊を用いた宴が催されるようになり、菊花酒を飲み、歌を詠むなどして楽しまれました。やがて庶民の間にも伝わり、江戸時代に五節句のひとつに数えられるようになったということです。
重陽にまつわるならわしで素敵だと思ったのは、菊枕(きくまくら)。
旧暦9月9日の重陽に摘んだ菊の花びらを乾かし、それを枕に詰めると、菊の香りが漂う菊枕に。その枕で眠ると、恋する人が夢にあらわれるといわれ、女性から男性への贈り物にされたそうです。なんともロマンチックで、親しみを感じられるならわしですね。
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