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源氏物語

2025年04月24日 08:25

源氏物語

清英の本日の書作品は
源氏物語
参加している書道グループ
今日のテーマです。
源氏物語
参考サイト https://www.meihaku.jp/hikarukimihe/genjimonogatari-kaisetsu/
より転載
源氏物語」(げんじものがたり)は、平安時代中期の女性紫式部」(むらさきしきぶ)によって書かれた日本最古とも伝わる長編小説です。源氏物語は日本だけでなく、30ヵ国以上の言語翻訳され、紫式部ユネスコ「世界の偉人」に選ばれるほど世界的な有名作品となっています。けれど、現代人にとっては難解な表現も多いことから敬遠されがち。2024年(令和6年)の1月より紫式部の生涯を描いたNHK大河ドラマ「光る君へ」も放送予定です。光る君へ放送前の予習におすすめ源氏物語のあらすじを短く、簡単にご紹介しています。

源氏物語」とは
源氏物語」の作者、紫式部が書き残した「紫式部日記」には、1008年(寛弘5年)、朝廷の高官で、すぐれた歌人でもあった藤原公任(ふじわらきんとう)が「このわたりに若紫やさぶらふ」(このあたりに若紫はいらっしゃいますか)と紫式部に声をかけた、という記述があります。

藤原公任は源氏物語の主人公・光源氏の愛妻、若紫(わかむらさき)に紫式部をなぞらえて冗談めかしたのでしょう。

この頃、すでに朝廷人の間で源氏物語が評判になっていたことが分かります。この当時から読者を魅了し続けている源氏物語の第一の魅力は、光源氏をはじめ個性豊かな貴人達が繰り広げる恋愛模様です。

登場人物達は自身の恋情に素直すぎるほどで、人妻や年端のいかない少女にも思いを寄せ、男女とも複数の相手と恋歌を詠み交わし、恋を謳歌する一方で、不義密通の罪をおかして苦しむ者もいます。

また紫式部は、この時代の貴族社会の権力闘争も描き、出世欲や嫉妬から逃れられない人々の弱さや愚かさにも迫りました。

例えば光源氏恋愛スキャンダルのために一時、都を離れて謹慎生活を送りますし、朝廷人達は娘を帝にめあわせて親戚関係になり、自身の出世の足掛かりにしようと躍起です。

このリアル朝廷ドラマは後世のクリエイター達にとっても格好の題材で、たびたび映像化、漫画化され、多くの作家が現代語訳に挑んでいます。

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