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枕草子

2025年04月26日 06:31

枕草子

本日の清秀の書作品は
枕草子
参加している書道グループ
今日のテーマです。
参考サイトより転載
枕草子 https://www.meihaku.jp/hikarukimihe/hikarukimihe-makuranososhi/

枕草子」は、鎌倉時代前期の「鴨長明」(かものちょうめい/かものながあきら)による「方丈記」(ほうじょうき)、同時代末期の「吉田兼好」(よしだけんこう:別称 卜部兼好[うらべのかねよし])による「徒然草」(つれづれぐさ)と並び、「日本三大随筆」のひとつに数えられる古典文学作品です。

枕草子執筆されたのは、清少納言が「藤原定子」(ふじわらのさだこ/ていし:別称中宮定子)に「女房」(にょうぼう:ひとり住みの部屋を与えられた、朝廷に仕える女官)として仕えていた、平安時代中期頃。正確な時期は不明ですが、その内容から995年(正暦6年/長徳元年)に執筆が開始され、藤原定子が亡くなった翌年の1001年(長保3年)に、ほぼ完成したと推測されています。

平仮名を中心とした和文で綴られている本作は、短編が多いことが特徴。清少納言と、その少しあとに宮仕えをしていたと伝わる「源氏物語」の作者「紫式部」は何かと比較されますが、源氏物語の中に一貫して描かれているのが、情緒的で哀愁を伴う「もののあはれ」の情趣(じょうしゅ:しみじみと落ち着いた気分やおもむき)であるのに対し、枕草子は知的興味をそそられるような、感覚的で明るい「をかし」の情趣であるのが大きく異なる点となっています。

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