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「64-ロクヨン-後編」レビュー☆
2016年06月11日 22:33
佐藤浩市主演他。昭和最後の年、昭和64年。その年に起きた少女誘拐殺人事件は刑事部で「ロクヨン」と呼ばれ、少女の死亡、未解決のままという県警最大の汚点として14年が過ぎ、時効が近づいていた。平成14年、主人公の三上義信(佐藤浩市)は「ロクヨン」の捜査にもあたった敏腕刑事だが警務部広報室に広報官として異動する。そして記者クラブとの確執、キャリア上司との闘い、刑事部と警務部の対立のさなか、ロクヨンをなぞるような新たな誘拐事件が発生する・・・。さらには三上が、「ロクヨン」事件の真相に辿り着いた先に見たものとは―日本映画界最高峰の超豪華オールスターキャストが集結!究極のミステリーが感動の人間ドラマとして、ついに完結。
10/10点!!いやあ、凄かったです。前後編ものは前編でこれでもかというくらい盛り上げ、後編は失速してしまう事が多いのですが、本作は驚きに次ぐ驚きと悲しみの波が交互にザバンザバン押し寄せてきて、終始胸が詰まり心で号泣してました(;_;) 「鬼気迫る」とはこういうことか!というベテラン役者勢の演技も凄い気迫でした。特に、滝藤さん、永瀬さん、緒形さんの演技は、まさに鬼そのもの!憎悪と狂気などが入り交じった表情に、観てる私の体までビリビリ威圧を受けてるのがわかりました(((;Д;))台詞が結構意味深なものが多く、原作を読んでいないと展開が早いのもあって、真の意味まで読み取ることが出来なかったのが残念です。前編は「我が子を失うとはどういうことか」を全編に感じさせるものでしたが、後編は「我が子を失った記憶と悲しみはどれだけの年月が経とうとも決して薄らぐ事はない」という事を突きつけられる作品でした。本当にエンドロールに切り替わる寸前まで、感情を揺さぶり続ける逸作です。事件ものでおじさんばかりが衝突し合う話だと思って敬遠しないで、若い方や女性にも是非観ていただきたい作品です。これは、今年の日本アカデミーの助演は本作からばかりになりそうだな!(笑)とニヤついてしまいました。2016年公開。
このデジログへのコメント
> julianさん
今年の日本映画を代表する作品のひとつになりそうですよね♪原作も面白そうですが、人物が多すぎるので映画で満足しちゃいました。
これは映画の公開前にNHKでドラマ化されてるんっすよね
僕はそれ観たので映画見なくても満足っす
ついでにこれをリメイクした韓国映画も観たですっ。つまらんかった(´;ω;`)
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