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「ドローン・オブ・ウォー」レビュー☆

2016年06月01日 00:23

「ドローン・オブ・ウォー」レビュー☆

イーサン・ホーク主演他。これが現在の戦争だ―アメリカ空軍トミーイーガン少佐イーサン・ホーク)は、F-16戦闘機パイロットから無人戦闘機の操縦士に転身し、政府のテロリスト掃討作戦に貢献してきた優秀な軍人である。しかしトミーはやるせない違和感に囚われていた。ラスベガス郊外マイホーム砂漠空軍基地を車で毎日往復し、エアコンが快適に効いたコンテナ内のオペレーションルームにこもって、圧倒的な破壊力を誇るミサイルクリックひとつで発射する。音声の出ないモニターだけで戦場の状況を確認するその任務は、まるでゲームのように現実感が欠落しているのだ。CIAの対テロ特殊作戦に参加したトミーは、度重なる過酷なミッションにじわじわと精神を蝕まれ、愛妻モリーとの関係までも冷えきっていく。やがてストレスが限界を超えたトミーは、冷徹な指揮官からの人命を軽んじた爆撃指令への反抗を決意するのだが・・・。米軍の無人戦闘機ドローンの恐るべき実態と9.11以降の対テロ戦争の知られざる真実を暴く問題作

5/10点!!この作品の話をするとちゃんとした大人の方でも「映画の中の話でしょう?」という方がいるんです。それくらい知られていないですし、現実味のない戦争の実態なんですよね。現実味がないというか未来の話に現実が追いついてしまったというか、核と同じで完全にハイテクの使い方を間違っているというか・・・。任務についている上官も主人公も部下も、多くが疑問を抱えながら爆撃をするっておかしいです。でも、こういう仕事に就いて全うしようとする方たちは正義感が強くて根が真面目な方たちなのだろうなとも思いました。だからおかしくなっても、職を離れることが出来ない。完全に向き不向きがある仕事だと思いました。私も「アメリカン・スナイパー」やこういう作品を観て初めて知る真実が多いので、余り人の事は言えないのですが、もし、こういう報道されていない戦争の側面を知らずに、どちらが正しい間違っていると判断するのだけは避けて欲しいです。きちんと知った上で、これは止む負えなかったと判断するか、これは間違ってると言うか、難しい問題ですが一人一人が答えが出るまで考えなければならないと思いました。無知って恐ろしいなと痛感した作品です。2015年公開。

このデジログへのコメント

  • はらぺこ 2016年06月02日 00:32

    まだ、、、見ていませんが、考えさせられる映画ですよね(^O^

  • ユリ 2016年06月02日 22:30

    > はらぺこさん
    戦争って終わらないのかなってちょっと思っちゃいました。でも、考えて良いこととダメなことは自分で判断しないと駄目になっちゃいますよね。

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