- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「夏美のホタル」レビュー☆
2016年06月14日 18:02
有川架純主演他。写真家になる将来の夢と、恋人の慎吾(工藤阿須加)との関係に悩んでいた夏美(有村架純)は父の形見のバイクで思い出の森へ向かう。そこで小さいな商店を営んでいる、通称・地蔵さん(光石研)とヤスばあさん(吉行和子)親子に出会い、居候することに。地蔵さんの友人、雲月(小林薫)の不遜な態度を腹立たしく思いながらも、あとを追ってやってきた慎吾も加わり、“たけ屋”での穏やかな生活を楽しんでいた。しかし、ある日、地蔵さんが別れた家族との間に埋められない溝を抱え、長い間苦しんでいることを知ってしまい・・・。父は私に何を伝えたかったのだろう。導かれるように向かったのは、父との思い出の場所だった―出会ってくれて、ありがとう。想いをつなぐ優しい物語。
5/10点!!有村架純ちゃんはどんな風景や設定の中にも自然に溶け込んで、彼女だけでなく作品全体まで柔らかな空気に包み込んでしまう稀有な女優さんです。今回は主演なのでそれをいつもより感じられて、その中に光石さんや小林さんなどアクの強めだけれどしっかりした役者さんたちがいて、すごくバランスが良い作品に仕上がっていました(*^¬^*) 夏美がどこまでも続く山々や田園風景の中の一本道をバイクで走る情景や、山間を流れる小川に靴まで浸って木々の間から幻想的な光が差し込むシーンなど「ああ廣木監督だなぁ、きっとこれもCGなしの自然光なのだろうなぁ」と、一時間半森林浴をしていた様で見終わったら、何だかとてもリフレッシュしていました(*´∇`*) 別の作品ですが「幸せってのはねえ、何かを諦めないと手に出来ないもの(by樹木希林)」という言葉がぴったりな出来事が、地蔵さんや夏美と慎吾にも起こり、失ったものの大きさにその時は涙するけれど、長いスパンで見たらそれは素敵なターニングポイントになっているのかもなぁと人生に対して前向きになることが出来ました。少女のひと夏ものの映画って多いですし、その中でも本作は地味な部類に入ると思うのですが、役者さんたちがしっかりしていて、地蔵さん親子、雲月さん、夏美と慎吾の生き方がスーッと観客の心に入ってきて還元される実りのある作品です。2016年公開。
このデジログへのコメント
リフレッシュできる映画なのですね。是非見たいな(^^/
田園風景でのバイク、、、あーツーリング行きたいな。。。
ところで昨日、「悼む人」を見ました。とっても印象に残ったけど
ユリさんは見てるかな?
有村架純好きですが、DVDでいいかなぁ~と思ってました(・_・;
名言繋がりですが、
「そんなに簡単になりたい大人になれると思ったら大間違いだぞ」
↑大人になった今、痛いほど胸に刺さります(・_・;
> はらぺこさん
「悼む人」良かったですか?原作は途中で断念してしまったような記憶が。この時期観たい映画が乱立してて観たかったのですが行けなかったのでまだ見てないんです。
> しょう(´・ω・`)さん
私も女優さんの中で有村架純ちゃんが一番好きです♪阿部さんの台詞ですよね。でも小さい子供には夢は叶うって思って育ってほしいのもあるかなぁ。
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