大蒜 アスパラ 南瓜 寝違い等

ニンニク
大蒜を潰したり切ったりして細胞が壊れると、無臭の「アリイン」が、におい成分の一つである「アリシン」へと変化。
この「アリシン」には、血栓ができるのを防ぎ動脈硬化や心臓病を予防します。
血糖値や血中コレステロール値を下げる、がんを予防するなど、様々な効果が期待されています。
また、「アリシン」は、ビタミンＢ１と結びついて、より安定した体内に吸収されやすい「アリチアミン」という物質に変化します。
大蒜は、ビタミンＢ１の効果をパワーアップさせるので、豚肉などのビタミンＢ１を多く含む食品と、一緒に食べるのがおすすめ♪
尚、この「アリシン」、強力な殺菌作用があります。インフルエンザや風邪をはじめ、肝炎、０−１５７などいろいろな感染症の予防に効果があります。
さらに、最近の研究から、アリシンが分解してできる「アホエン」という成分が、無臭で安定しているうえに、高い抗酸化作用をもつことがわかり、ガン予防等でさらに期待を集めています。
又、生の大蒜を食べ過ぎると、刺激が強すぎて胃壁を傷めますが、加熱して刺激を押さえた大蒜を適量たべると胃弱、胃潰瘍を改善するとのこと。
大蒜を食べると、スコルジニンが末梢血管を拡張するため、全身の血行がよくなって体が温まり、眠くなるので、冷え症不眠症によいとも言われています♪


アスパラガス
アミノ酸の一種のアスパラギンは、アスパラガスから発見されました。
アスパラギンは体に取り込まれますと、新陳代謝を促し、スタミナの増強や疲労回復に効果があります。
免疫力アップの効能があるとも言われています。
また、フラボノイドの一種であるルチンは毛細血管を丈夫にし、動脈硬化や高血圧症を予防します。
その他、カロチンは病気の抵抗力を強め、ビタミンＣ・Ｅも含まれています。
ビタミンＥは、若返りの効果、老化、糖尿病予防、白髪の予防、血液をサラサラにし、ガン予防、新陳代謝を活発にする効能があると言われています。
最後に、ビタミンＡ、ビタミンＢ、亜鉛を多く含み、眼精疲労や味覚障害に効果があるといわれています。


南瓜
南瓜は、ガン予防効果の高い緑黄色野菜で、カロチン、ビタミンＡ、Ｃ、Ｅ、カルシウムを多く含んでいます。
カロチンは粘膜を丈夫にし、風邪に対する抵抗力効果を高め、抗酸化作用があり、活性酸素を除去し、ガン細胞の発生を防止します。
免疫機能が高まり、ガンの発生時に戦うマクロファージなどの活性を強化します。
かぼちゃは、体内で発ガン物質が作られるのを防ぐビタミンＣも含んでいります。
また、ビタミンＡが多量に含まれていますので、血行をよくして皮膚を美しくしますし、ビタミンＡは目と肌、粘膜のビタミンと呼ばれ、視力低下を防いだり、夜盲症、ドライアイに効果があり粘膜を保護して呼吸器疾患を防ぎます。


寝違い・首の痛みに効くツボ
暑さも落ち着き、秋らしくなってきました。
眠くなりがちな今の時期。不自然な格好で寝てしまうと、首を寝違えてしまいがちです。
寒くなり始めると、首の痛みを感じることも増えるでしょう。
そんな症状を和らげるために、使いやすいのが外関（がいかん）のツボ。
外関のツボは、手の甲側の手首の中央から肘に向かって指二本分上の位置に取ります。
押すと何となく痛みを感じるので、分かりやすいツボです。
首を寝違えた時には反対側の手の親指で、呼吸に合わせゆっくりと刺激してみましょう。
自然に呼吸をしながら、息を吐く時にツボを刺激します。
一分くらい刺激したらゆっくりと首を回してみて下さい。
少し動かしやすくなっているのが感じられると思います。
凝り過ぎによる首の痛みも和らげる効果の高いツボです。
これから、寝違いや首の痛みが増える季節。
そんな時に、ぜひ使ってみて下さい♪