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「ハッピーエンドが書けるまで」レビュー☆

2015年06月27日 23:06

「ハッピーエンドが書けるまで」レビュー☆

リリーコリンズ主演他。3年前に離婚したベテラン作家ビル(グレッグ・キニア)は、他の男に走って自分を捨てた元妻のエリカジェニファーコネリー)への付きまといがやめられない。彼の娘サマンサ(リリーコリンズ)は初めての小説出版するかたわら、同じ大学に通う青年ルイス(ローガン・ラーマン)との恋愛に踏み出せずにいる。両親の離婚から傷つくのを恐れ臆病になっていたのだ。ティーンエイジャーの息子ラスティ(ナット・ウルフ)は作家としての自分をどう確立すべきかを悩みながら、クラスメイト女の子(リアナリベラト)への初恋を打ち明けられずにいた。愛を失った父親、愛を信じない娘、愛に臆病な息子。それぞれの思いを抱えた3人は、未来へと踏み出していけるのだろうか・・・。笑いと涙の先に描かれる、新しい一歩を踏み出そうとする姿が、観る人に勇気と希望プレゼントしてくれる。「きっと、星のせいじゃない。」の監督が、幸せを願うすべての人に贈る、人生を彩る愛と家族についての物語。

5/10点!!柔らかく緩やかに、環境や自分が変化していく様を、家族全体を通して描いている作品です。サマンサの家は、母親以外は皆、作家で、ちょっと特殊環境だけれど、皆、作家だからか、繊細で、親の不貞を受け入れられなかったりします。私は、母親エリカの立場に近いので、彼女が、娘から、親としての自分以外の部分、つまり、一人の人として、女としての自分を、認めて貰えない辛さが、とてもよく解りました。エリカの、どんな自分も認めて貰いたいし、愛されたいという欲張りな感情や弱さが、人間らしくて好きでした。サマンサとルイスの心が、恐々と近付くきっかけとなった、車の中の雨の音と曲のハーモニーも、とても好きなシーンです。サマンサの、エリカに対する心の変化をエピソードとか入れて、もう少しわかりやすく描いて欲しかったです。あと、結局ラスティと彼女はその後どういうやりとりをしたのかとかも、きちんと描いて欲しかったです。欲しいものや環境は、手を伸ばさなきゃ届かない。手を伸ばして傷付いて、一人で立てない時は、誰かと支え合って、そうして人は、経験を自分の糧にすることが出来るのだと、サマンサたちの一生懸命な姿を観て、感じました。強くなくてもいいんだと、救いのある映画です。淡々と見えるけど、どのシーンも、一歩一歩進もうとするシーンばかりなので、テレビを付けてずっと流しておきたい感じです。リリー&ローガンペアが、とにかくキュートで、ずっと観ていたかったです♪2015年公開。

このデジログへのコメント

  • ユリ 2015年07月15日 02:38

    > GRAYさん
    そうですね、なんとなくいい感じな作品なので、流しちゃうと流しちゃいますね(--;)リリー・コリンズ作品なのに珍しく満席でなかったですし。

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