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2013年01月17日 08:56
虎仰天プラン!少年よ藤浪を打ちに行こう
サンケイスポーツ1月17日(木)7時51分配信
虎仰天プラン!少年よ藤浪を打ちに行こう
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外野ノックを受けた藤浪。甲子園歴史館には藤浪仕様のバーチャルバッティングセンタープランが持ち上がった(撮影・彦野公太朗)(写真:サンケイスポーツ)
藤浪を打て!! 阪神・南信男球団社長(58)が16日、大阪市内のホテルで行われた甲子園歴史館理事会、定例報告会に出席。集客アップに向けてドラフト1位・藤浪晋太郎投手(18)=大阪桐蔭高=のバーチャルバッティングセンターを作るという仰天プランをブチあげた。
【写真で見る】ブルペンで投球練習をする藤浪
剛速球が向かってくる。2階から落ちてくる。虎党が“藤浪”を肌で感じることができるかもしれない。南社長が甲子園歴史館に、黄金ルーキーの体験スペースを設けるプランを披露した。
「春夏甲子園連覇のヒーローだからね。バッティングセンターみたいにして速さを体感できるものもいい」
2010年3月にオープンした歴史館だが、来場者数は年々減少傾向。昨年4月から今年3月までの今期は8万3000人前後の見通し。目標の10万人突破は厳しく、前年比7%減というのが現状だ。球場関係者は「毎年右肩下がり」という。2年連続Bクラスの影響も大きいが、魅力あるコンテンツの新設も求められている。2月23日からは昨年の甲子園で大活躍し、阪神に入団した藤浪と北條の企画展が始まるなど、新戦力への期待は高い。1メートル97の長身から投げるMAX153キロの速球を肌で感じるアトラクションがあれば、集客増につながりそうだ。
現在、同歴史館が企画しているスタジアムツアーで160キロ体験がある。藤浪撃ちのバーチャルバッティングセンターを設置するには、安全面や予算などクリアすべきハードルが多いが、実現できれば、甲子園の新名所誕生となりそうだ。ヤフードーム内にある王貞治ベースボールミュージアムでもソフトバンク投手相手のバッティング体験コーナーがあり人気を博している。
南社長は「実際、金本のバットであったり、ファンが直接触れあえるものが受けているようだ」と意欲を見せた。和田監督が引き当てた黄金右腕を活用しない手はない。藤浪のスケールの大きさをファンに伝える。
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