男の背中

背番「６」永久欠番へ！金本は「ＯＮのような存在」…阪神


　阪神が金本の背番号「６」を永久欠番として検討していることが１２日、分かった。南信男球団社長（５７）は「今日の時点で何も申し上げることはできません」と話すにとどめたが、藤村富美男の「１０」、村山実の「１１」、吉田義男の「２３」に続き、球団史上４人目の欠番になる可能性が出てきた。

　球団内では、数年前から「引退時に６番を永久欠番にしたらどうか」という声が上がっていたという。金本は生え抜きではないが、０２年オフに阪神に移籍してから通算２０００安打、１４９２試合のフルイニング出場を達成した。「阪神で言えば、巨人のＯＮのような存在だ」と球団首脳も功績をたたえており、シーズン終了後に電鉄本社サイドの意向も確認した上で本格的に話し合う。

　引退試合についても、今季中に開催することが決定的となった。金本にとって古巣との直接対決となる２９日の広島戦、もしくは本拠地最終戦となる１０月５日のヤクルト戦（いずれも甲子園）を候補に調整を図る。南球団社長は開催を認めた上で「営業サイドと話し合います」と早急に計画を練るつもりだ。

金本、１１・１８「阪神・巨人ＯＢ戦」出場も…阪神

スポーツ報知9月15日(土)8時1分配信

　今季限りでの現役引退を表明した阪神・金本知憲外野手（４４）が、１１月１８日に甲子園で行われる「ダイワハウススペシャル　阪神・巨人ＯＢ戦」（報知新聞社後援）に出場する可能性があることが１４日、分かった。球団は２９日の広島戦（甲子園）を引退試合として最終調整しているが、巨人戦を視察した阪神・川藤幸三ＯＢ会長（６３）は「現役選手に関してはオフの予定もあるし、本人たちの意向に任せる。ただ（金本が）出場することもあると思う」と説明した。

　阪神からは掛布雅之氏（スポーツ報知評論家）、ランディ・バース氏、岡田彰布氏（オリックス監督）、巨人からは王貞治ＯＢ会長（ソフトバンク球団会長）、原辰徳監督、清原和博氏ら大物ＯＢの出場が内定。「もう一度野球人気を取り戻そうという思いが原点。甲子園を満杯にしたい」と川藤会長は１２年ぶりのＯＢ戦開催に意気込んだ。引退直後の金本が出場となれば、ファン殺到は間違いない。２９日の広島戦のメモリアルチケットは完売。ＯＢ戦の出場メンバーの最終決定はシーズン終了後になる。

　金本はこの日、９回２死でネクストバッターズサークルで待機も、３者凡退で出番がなかった。
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