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中日に連勝○○

2012年09月10日 08:26

中日に連勝○○

初登板・初勝利! あっぱれ 

岩本が初登板初先発勝利 阪神では小嶋以来5年ぶり

スポニチアネックス9月10日(月)8時6分配信
岩本が初登板初先発勝利 阪神では小嶋以来5年ぶり

 ◇セ・リーグ 阪神7-0中日(2012年9月9日 ナゴヤD)

 2年目の岩本(神)がプロ初登板初先発を勝利で飾った。

 阪神投手の初登板初先発勝利は07年の小嶋以来5年ぶり13人目。高卒入団では51年に2年目の西村修マークして以来61年ぶりで66年のドラフト制以降では球団初の快挙となった。また岩本阪神球団歴代200人目の勝利投手となった。



和田阪神バッサリ!中村GM打順編成が理にかなっていない」
厳しい表情で就任の決意を語る中村GM
厳しい表情で就任の決意を語る阪神中村GM
Photo Byスポニチ

 阪神中村勝広取締役ゼネラルマネジャーGM=63)が、低迷するチームをバッサリ斬った。球団で初めて誕生したGMは6日、兵庫県西宮市球団事務所で就任会見。「打順編成が理にかなっていない」「真の4番バッターが不在」などと、早々と優勝を逃すに至った原因をえぐり出した。ストレートな指摘が、自らが取り組むチーム再建へのみなぎる闘志を感じさせた。

 重責をかみしめるように、ゆっくりと言葉を紡いでいった。「身の引き締まる思い」という言葉で始まった中村取締役GM所信表明。低迷猛虎と、首位を独走する巨人など他チームとの現状での差を問われると、率直な思いを隠さなかった。

 「一番感じるのは機動力。あと、真の4番バッターも不在かなという感じは受ける。うまいこ打順というのはできていて、それぞれに持ち場、役割はあるけれど、そういう意味では阪神打順編成は理にかなっていないのではないか」

 機動力については、得点力不足を招いた最大要因と見た。一つ先の塁を奪う技術のつたなさは、勝敗を大きく分けてきた。ためた走者を還す主軸も、大きすぎる懸案材料だ。「不在」と断じた、真の4番と呼べる存在。「そういう存在を見いだせないと優勝争いに加われないのは、紛れもない事実。チームがどう変ぼうするか(の鍵)」と指摘した。金本を筆頭に、過去の栄光を担った中心打者は高齢化。「まさに過渡期」と言い切った。

 現在、4番には育成の意味も込めて新井良が座る。奮闘する背番号32も候補に、次代の主砲を早期確立したい。光明となり得る男は「チームに存在しているかもしれないし」とし、7日は1軍の名古屋遠征ではなく鳴尾浜での2軍チェックを選んだ。視線が送られるのは中谷、森田あたりか。ドラフトダイヤの原石を獲得するのもGMの責務になる。

 「理にかなわない」とした打順編成は、戦力不足の証左だ。チーム強化のベースは「ファームの充実、自前で選手を育てる」ことに置く。ただ、他球団からのFAフリーエージェント)選手獲得の可能性も「戦略として持ち合わせなければならない。ピンポイント、という条件付きで」と否定しなかった。

 95年7月の監督辞任以来となる阪神復帰。ライバルであるべき巨人との大差を受け「この屈辱は必ずや、みんなの力を合わせて晴らすんだという気持ち」と話した。希望と責任感を胸に、全力で猛虎再建に立ち向かう。

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