【魔法少女カーマイン】勧誘、演劇部！

今回も茜と小春の出番なし。
「なんだこの貼り紙」
掲示板からビラを剥がす久保田先生。
「ここに勧誘の貼り紙をするんですね」
松並先生が何にもはってない掲示板を見る。
まだ勧誘のビラは作ってない。少ないながらもいる部員の同意を得なければならないだろう。

演劇部部室。
「こんにちは～」
松並は部室に入って行く。
「おととい来やがれ！」
いきなり追い返された。
「べらんめえ～」
しかし、部室の少女は松並の方向を見ていない。
「そんなっひどい……」
今度は弱々しくなる。
どうやら松並に気付かず、ひとり芝居しているようだ。
「あの……顧問になったので挨拶に来たのですが」
「あっ。すいません。部長の青柳麻衣子です」
身を正して、麻衣子は名乗った。
「でもひとり部長なんですがね」
「松並松見です。宜しくです」
「で、松並先生はこの演劇部、どう思いますか？」
「存続させたいと考えてます」
「本当ですか？顧問が決まったって聞いて、いよいよ最後通告かと」
「それも本当ですよ。とりあえず、部員不足をどうにかしないと」
麻衣子は曇った表情をした。
キュピーン
久保田は、いやクポーは願いのチカラを感じとった。
「回収するクポー」
小瓶を抱えて、久保田は気配の場所に向かう。
そこは視聴覚室だった。
「ぐぬ？何用だテレビ」
そこにはテレビネガイナーがいた。

続く！