- 名前
- 純生くん
- 性別
- ♂
- 年齢
- 59歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 心の病気で引きこもっており、ほとんど外出もしてません。 デブなおじさんに興味のある方...
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蘇る記憶
2011年04月08日 14:33
うとうとしながらテレビを見ていた。
寝不足気味だったから今にも寝てしまいそうではあった。
そんな時、不意にテレビから警報音が鳴った。
地震警戒速報。
はっと目が覚めて、起き上がって身構えた。
少しするとユラユラと部屋が揺れた。
また余震!
体感的には結構大きい気がした。
思わずテレビをNHKに回してみると、宮城県で震度6強。
本震以来、最大の余震だ。
東京での揺れは少ししておさまった。
被災地ではかなりの揺れだったろう。
東京にいる私ですら、またあの日の恐怖が蘇った。
ようやく不安も薄れてきたのに。
原発の不安も少し薄らいできたのに。
原発は大丈夫だろうか?
頭をよぎる不安。
テレビでは速報を続けている。
テレビを食い入るように見つめた。
約2時間後、各原発の無事が一応確認できた。
ふぅと一息ついて、横になった。
でも、目が覚めて眠れなかった。
それでもいくらかうとうとはしただろうか。
ふときがつくと、窓の外が白んでいた。
また思い出してしまったあの恐怖。
そして、地震のたびに思い出すだろう原発の恐怖。
いったいこの恐怖を拭いきるには、どれだけの時間がかかるのだろう。
神経がもたない。
そんな気がする。
今日も寝不足の頭で、ぼーっとしている。
被災者の方々のことを考えると、申し訳ないが、それでも私には十分すぎるほどのインパクトを与えた余震だった。
この国に安心は戻るのだろうか。
地震、原発、恐怖の記憶。
これらを消し去るには、時間と、原発への信頼、そして恐怖に打ち克つ心が必要なのだろう。
でも、元々心の弱さからうつを抱えてしまった私は、どうすればよいのか。
なす術もなく、怯えた子猫のように生きていくしかないのだろうか。
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