立ちすくむ心

昨日の通院で、久しぶりに外の風を感じて、気分転換もできたことだし、少しは気分も落ち着いて今日を過ごしていたのだが、何気なく高校野球を見ていたら、ニュース速報。

原発の高濃度汚染水が海水に流出しているのが確認されたとか。
もう嫌だ。
これでもか、これでもかと続く悪いニュース。
意図的に隠していた情報ではないと思うのだけれど（確証がとれるまで発表を控えていた）、こう小出しにされると、神経が休まる暇が無い。
何がどう心配ないのか、何がどう心配なのか、本当にもうわからない。

悲観的な観測は、ネットの世界をぶらつけばいくらでも目に飛び込んでくる。
正直絶望感で心がいっぱいになる。
でも、その情報だって必ずしも正確だという確証もない。
そう思って、過ごしてきた。

でも、こうして断続的に良くない情報が小出しにされてくると、結局のところ最悪のところまでたどり着いてしまうのではないかと言う疑惑でいっぱいになる。
だからと言って、今私には何もできないのだが。。。

とにかく今のままじゃ神経が持たない。
弱い心だとは自分でも思う。
でも、強くなれと言われて、急に人間強くなれるものではない。

結局はニュースをみていないくても、悪い情報は入ってくるのだ。
どうしたらよいのか。
もう心が落ち着かない。
なるようにしかならないとは思っているのだけれど、それでも不安ばかりが大きくなって、立ちすくんでしまうのだ。

腰を据えて、落ち着く勇気もない。
思い切って逃げ出す勇気もない。

ただ、ただ、なす術も無く、東京と言う微妙な場所に立ち尽くすしかないのだ。