マートン研究熱心です。

サンケイスポーツ1月31日(月)12時21分配信
虎・マートン、研究してきた２年目“振化”

マートンは、頭も体も万全の情態でキャンプにのぞむ（写真：サンケイスポーツ）
　阪神のマット・マートン外野手（２９）が３０日、神戸空港から春季キャンプ地の沖縄入り。来日前、米フロリダ州の自宅で、自分だけでなく超一流メジャー選手の動画解析も行っていたことを明かした。虎２年目に突入するが、イメトレで準備万端。あくなき探求心だ！


　前日２９日夜に来日したマートンは、神戸空港から那覇行きの飛行機に乗る直前、帰国中に自宅でパソコンと向き合っていたことを明かした。

　「実はビッグな選手と僕を比べていたんだ。誰かって！？　バティスタにハミルトン…ボットにプホルス。どんな選手でも、いいときって共通するものがある。自分のスイングをもっと、よくしたかったからね」

　昨年１１月末に米国に帰った際、球団側から日本新記録をマークした２１４安打すべてを収録したＤＶＤをプレゼントされた。Ｍ砲はそれを大切に持ち帰り、パソコンのスイッチをオン。動作解析のソフトをダウンロードし、「ＭＬＢのホームページや、ユーチューブ（動画投稿サイト）などを探して、動画を集めたよ」

　昨季、ア・リーグで本塁打王（５４発）に輝いたブルージェイズのホセ・バティスタ外野手（３０）。ア・リーグＭＶＰ、レンジャーズのジョシュ・ハミルトン外野手（２９）、ナ・リーグＭＶＰ、レッズのジョーイ・ボット内野手（２７）、さらに４２発１１８打点でナ・リーグ２冠王のカージナルスのアルバート・プホルス内野手（３１）。新しい発見があった。

　「（打撃中）左足を下ろしたあとの体の位置とか、バットの位置とか。ポイント、ポイントを僕が選んで。キャンプでも和田打撃コーチや片岡打撃コーチらにもイロイロと聞いてみたい」

　昨季は驚異の安打数にくわえ、打率・３４９、９１打点、１７本塁打と圧巻の数字を残したが、探求心はさらに。“２年目のジンクス”は心配ご無用だ。