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゙ノブレス・オブリージュ゙
2009年06月09日 13:13
夕刊紙で、゙ノブレス・オブリージュ(仏語:Noblesse-oblige)/ノーブル・オブリゲーション(英語:Noble-obligation)゙という表現が目についた。
元々は、中世ヨーロッバで、為政者や貴族のコモンセンスとして、福音書で説かれた道徳観念の様だ^^【「スベテ多ク与エラレタ者ハ、多ク求メラレ、、多ク任サレタ者ハ、更ニ多ク要求サレル。」(「゙ルガニヨル福音書」12章48節)】
要は、【社会的地位(単位は、国・自治体・企業・団体問わず)の高い者には、義務や責任が伴う!!】という規範になった概念(直訳では「高貴な義務」のこと)らしい^|^;
財産、権力、社会的地位の持ち主が、その名声や実権の保持には責任が伴うことを指しているとの定義云々^^;?
そこから‘騎士道’が派生定義されたらしいが、
実は、同時期に日本でも‘武士道’の概念が、形成されていたというのが、ちょっと面白い^_^/
ヨーロッバの福音書に対し、
日本では、『君(主)に忠、親に孝』の‘儒教’がベースの様だが、
為政者(取り巻きの幕閣や重臣)により、都合良く定義されていたものを、
明治の為政者の゙臣民政策゙により、捩曲げられる解釈を余所(ヨソ)に、
新渡戸稲造(農学者、思想家)が、社会を構成する日本人に普遍的に宿っている考え方の象徴として“武士道”を定義し、欧米向けに著したものとされる。
日清&日露戦争で(当時の比較)大国を敗り、欧米列強の植民地政策が、世界中を跋扈する中、極東辺境国の独立を成した支柱的精神性の根幹として、
対外的には、ある種の‘畏敬’を以って受け入れられる至っていて、逆上陸し国内にもこの定義が浸透した!・・との事。
余談)まだ記憶に新しい『ラスト・サムライ』の゙武士道゙の解釈もその延長と観れる。
翻って、
本家本元の体現者たるべき、゙日出ずる国゙の為政者や官僚どもの行状は、
師が、列強を唸らしめた至高の精神(ヤヤオーバーダガ)、【近代において人間が陥りやすい拝金主義や唯物主義の根っこにある個人主義に対して・・・・・武士は社会全体への義務を負う存在として己を認識していた!】
とは、真逆の為政が、特に最近20余年において凝縮著しく、
指導者たる者が、最も(公には)戒めるべき、
『拝金主義や唯物主義』を隠さず、率先して収奪に血道を挙げ、『根っこにある個人主義(グローバリズムは単なる言い換え)』を押し進め、
実利追求の横行を、制度面から促進したのが実状!(-.-メ)
小泉政権下で、竹中某が押し進めたグローバリズムは、象徴たる米超大企業(たGM・クライスラー・GE・AIG・City・リーマンBR,etc.)の破綻や消滅を招いている^|^;
その根底となったのは、
○誠実な物造りやR&D(研究開発)を蔑(ナイガシ)ろにしM&Aを優先し、
○サブプライム証券やレバレッジ金融に本業を忘れ、利益収奪に血道を上げた
奴等の‘打出の小槌=金融工学’提唱者を(正当化するかの如く)ノーベル経済学賞授賞者に奉(マツ)り上げて、間もなく収奪し足りない風情の中での、
‘論理矛盾=詐(イツワ)りの錬金術の限界(資金調達や運用の矛盾に気付いた機関投資家が資金投下を制限し行き詰まり)が招いたのが、今回の金融破綻の背景!
今や、国内で公式発表の失業率が4.9%(350余万人→先進国基準なら600余万人とも>_<)。
馬鹿総理が、官僚作文の公式見解(昨年11月)『日本が米金融危機影響が最も少なく、最も速く不況を脱する!』したが、この3月期では、先進国中、景気指標数値が最も低迷しているのが実状で、半年前の発表内容との乖離要因など、選挙を前にした今、論点すり替えの動きのみ-.-;゚.゚メ!
‘ノブレス・オブリージュ’や世界的に評価されるに至っている‘武士道精神’とは、対極に位置する゙黒幕゙に踊らされるだけの
世襲趨勢・自民に今回も勝ち残らせていいのでしょうか、皆さん!?^|^;;
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