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揃い踏み
2008年12月17日 08:28
掛布だ岡田だ真弓だ!虎のビッグ3揃い踏み
サンケイスポーツ - 2008/12/17 8:04
20年ぶりの“快挙”や!! 阪神・真弓明信監督(55)が16日、神戸市内で掛布雅之氏(53)、岡田彰布氏(51)=ともに野球評論家=とテレビ局の企画で対談を行った。3人が顔を揃えるのは1988年以来でV戦士の“同窓会”に指揮官は来年4月10日の巨人戦(東京D)でバックスクリーン3連発の再現を予告した。
“トラのビッグ3”が顔を揃えた。真弓、掛布に岡田…。1985年の日本一メンバーが時を越えて、同じ空気を吸い、至福の時を満喫した。
「バックスクリーン3連発を思いだすね。あの前の日にも、1イニングで3発ということがあった。開幕して数試合で2日連続、あんな試合があれば、勢いがつくよね」
当然、真弓監督の脳裏には、85年4月17日の巨人戦(甲子園)のシーンが浮かんだ。シーズン初対戦の前夜の1回の攻撃でも掛布、真弓、木戸が3本の放物線をかけた。23年前の教訓が“先手必勝”。指揮官はその再現を誓った。
「ことし、(同い年の)中日の落合監督が『阪神とは完ぺきな試合をしないと勝てない。スキを見せるとつけ込まれる』と話していた。すごく相性が悪い印象があったのだろう(阪神の17勝6敗1分け)。巨人にもそういう印象を植えつけないといけない」
今季の伝統の一戦は7連敗で終わり、世紀のV逸。負のイメージを強い勝ち方で消し去る。ショックから立ち直るべくオープン戦全勝を掲げた。これが公式戦となれば、単純に勝つだけではダメ。特に歴史的な逆転負けを喫しただけに、なおさらだ。
来年の巨人との“初陣”は4月10日で場所は本塁打が出やすい東京D。内容を伴った勝利でリベンジ劇を始めたい。そのために必要なのは85年のような勢い。現役としてグラウンドに立っていた指揮官は先制パンチの効果を身を持って体験している。
「最初に負けると、嫌な記憶が蘇る。そういう意味で最初は大事。ことしの後半は勢いの差が出たが来年の開幕当初はチーム力の戦いになる。最初に勝っておかないと」
今度の主役は鳥谷、金本、新井のクリーンアップ。強烈な先制パンチを出合い頭にお見舞いする。そこからVロードが幕を開ける。
[ 2008/12/17 8:04 更新 ]
サンケイスポーツ
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