したくないことをすることって、こんなにつらいことなんだ、と改めて思った日

思いの丈を
ぶちまけてみようか、と思いつつ
DVDに向かい合う

謎はいくらでも沸きあがる
「観る」という行為にかくもモチベーションを欠いたことのない人間が
この、難行苦行に耐えかねて、のこと、
まるで怨嗟の声のごとく・・・

その最たるものは、
この、北朝鮮の、恐ろしく正統性を欠いた領袖も愛でるという
いささか時代錯誤のトリックスターが登場する映画が
いかなる次元において、大衆の人気を勝ち得ていたのか？
ということなわけで。

強ち、同時代的な体験を持ち得なかったわけでもないのに、
ただの一本も、映画館において観た事がないという人間は
その観客との埋めがたい温度差を前に
ただ、あきれるばかりの所在のなさを感じるのみ。

いきなり異国の教室に放り込まれた小僧よろしく
はなくそをほじりながらちんぷんかんぷんの
教師の言葉に、わかったふうを装うがごとく
あぁ、丁寧に照明つくってるな、とか
芝居にも演出にも、ダメ出しをしたくなるような綻びはないな、とか、
なにより、ダイアローグや、物語の進展に
無理や破綻がない、脚本の勝利、
などと思ってもいない言葉を、つい捜したくなってみたり・・・


ああ。

つまらない。

Nから渋谷のごはんについて、
情報をくれ、メール
即座に鳥重と森本、三漁洞、など、送る。

何がおきたのか、よくはわからないが、
途絶えていたというセックスが復活すると
まるで普通の夫婦
恋の終わりを迎えたら
などと、いつもの想定済みを装ってはいるものの、
すでに同棲5年
もう、あの子に他の道はないだろうに・・・



あああ・・・
なんか、いくら書いても
胸焼けがおさまらない。

不味い、草団子を、くひすぎたからだ、きっと・・・

けれど、まだ、食い続けなくてはならない。
まだ、大皿みっつのうち
二つが手付かずなので・・・。