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譜めくりの女

2008年04月25日 18:58

譜めくりの女

監督はドゥニ・デルクール。この人、ヴィオラ奏者だそうです。こういう音楽家が撮った映画が「譜めくりの女」、なるほど、そういう着想なのねって感心しました。
 主人公のメラニーは「ある子ども」のデボラフランソア、もう一人の主人公、ピアニストアリアーヌはカトリーヌ・フロ、この間「地上5センチの恋心」で軽妙な演技をしていましたけど、この映画は全く違う演技を披露しています、さすが役者が違う!
 で、あらすじは、子どもの頃に、メラニーはピアニストを目指して実技試験を受けるのですが、その最中に、試験官の一人アリアーヌはなんとファンの人にサインをしているのです。それを横目で見て、メラニーは動揺して、間違いだらけの演奏をしてしまい、泣きながら家に帰り、ピアノに鍵をかけてピアニストの夢を捨てます。
 時代は飛んで、大きくなったメラニーはとある弁護士事務所に短大の実習生として働きにでるのですが、彼女の有能さを知ったその弁護士は、子供の相手としてメラニーを自分の家に期間限定で寝泊まりさせることになります。ところがその弁護士の妻がピアニストアリアーヌなのです・・・・。
 譜めくりを探していたアリアーヌは、メラニーの才能に気づき・・・。
 アリアーヌの三重奏の仲間であるチェリストはメラニーにちょっかいを出すのですが・・・。
 そしてオーディションの日、メラニーは・・・・。さらに、アリアーヌの車の中で手を触れ合うふたり・・・。

 危険でセクシャルな罠を暗示させながら、はっきりとは映像にしません。
 ですが、その描写されない事実によって、アリアーヌは・・・。

 見事な短編小説といったところでしょうか?粋です。
 それにしても、デボラフランソワもうまいなあ!!

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