初めての仕事､それは､ｴｷｽﾄﾗ!

で､そのﾌﾟﾛﾓﾋﾞﾃﾞｵだけど｡30前後の外人ｶｯﾌﾟﾙが主役｡そのふたりが案内人になって｡歌舞伎座前に､始まって､都内新旧名所を数ヶ所回って撮影｡当然､名所を入れながら､街路を歩く撮影をするので､回りは一般の通行人がうようよ｡当然､映像的に不都合な動きをしたりとか声､音を発したりする可能性があるので｡それらから､主役を守り､画面の構成や録音を守る仕事を､通行人ｴｷｽﾄﾗがする｡演出された空間､街風景を造り出すためのｺﾏになると言うこと｡それだけのこと… ただ､初めての仕事なので､例えそれだけのことでも､ﾌﾟﾛへの第一歩だと言う高揚感が!
朝は､歌舞伎座の前でﾛｹｽﾀｰﾄ｡主役の外人ｶｯﾌﾟﾙふたりは､常時出るんだけど｡ｴｷｽﾄﾗは､状況に応じて､画面に必要なｺﾏが呼ばれる｡で､周辺を通行する｡だけ｡今から考えれば､本当つまんない仕事｡とても､恥ずかしくて役者してますなんて言えないﾚﾍﾞﾙ｡で､必要とされない時は､ﾛｹﾊﾞｽで待機｡ｴｷｽﾄﾗは､自分を含めて40代の男女4人､そして20代の男女4人｡全員､同じ事務所｡Nﾃﾚｴﾝﾀｰﾌﾟﾗｲｽﾞ制作なので､自分のところで運営する事務所所属の役者を安いｷﾞｬﾗでｴｷｽﾄﾗに使って｡制作費の節約!