タレントスクールと、エキストラ専業事務所の違いは？

発表会って、生徒全員のキャラクター考えながら、講師が台本を書いて。基本、一年のスクールの修業期間の最後に、ちょっとした芝居を同期全員で完成させて、終了となる。それを発表会として、スクール生や、スクールの職員が観覧する。
このスクール、事務所では、登録ではない専属タレント契約を結んでもらうようにならなければ、在籍する限り、レッスンを受けなければならない。タレントスクールとその併設の事務所のシステムって、ほぼこのかたちで横列び。まあ、テレビとかに出演させるにも、事務所が依頼者側に出演者の最低限の演技力を保証しなければならないから、そのためって感じかな？
対して、エキストラ事務所は、日雇い人材派遣って感じで、依頼者側から出演者の演技力などは要求もされないし、保証もしないから、登録者にレッスンを義務づけたりはしない。そんな違いが…
で、一年の修業の仕上げのレッスンは、と言うと。レベルを上げた発声、滑舌のトレーニング。ういろう売りの暗唱。徹底して。発声、滑舌は、表現力とならぶ役者の技術の基本中の基本。観客に言葉のメッセージを明確に伝えなければならないから。で、発表会用の芝居の稽古の前にういろう売りトレーニングって、合理的…
追伸　きのうの空港のタクシー乗り場で大物芸能人。歌舞伎界の大御所、Ｎ村Ｋ三郎夫妻。ＪＡＬの係員が案内してきて、文京区まで乗車。Ｋ三郎さんは、舞台やテレビで見るより、白髪が目立つ分、かえって落ち着いたセレプリティな雰囲気。奥さんは、芸能人の奥さんによくあるタイプで、マネージャーっぽいやり手風のひと。テレビなどに出て来ると控え目な感じなんだけど、日常は逆なんだよね…