えいやっと送られた写真

大丈夫？誰にも見せない姿　秘密だよね？「今見ちゃだめ♡」
「なんで？」「なんでも！♡」いたずらっ子な顔で　だめだって

「今日はお留守番してて？お願い！」とちょっと甘えた声を出すと　
「わかった♡」と素直に返事をしてくれた　よしよし　これで大丈夫

ホッとして　画面のこの子に癒される　ああ～可愛い・・・私の癒し・・・
どうしてこんなに可愛いんだろう？最高にいい子だ～！なんて見つめながら思わず悶えていたら

横から後ずさる気配を感じた「え・・・？」「誰その子♡」振り返ると・・・
「ん？誰？♡」と怖い顔をした彼女がいた「あ・・・え・・・」

「どういうこと？説明してくれるよね？♡」「あ・・・えっと　これはね　その」
「浮気なの？ねえ　これ浮気だよね？私というものがありながら　何してるの？ねえ！♡」

彼女は俺の肩を掴み揺さぶってきた　俺は恐怖で声が出ない　どうしよう・・・
でも彼女は私の様子に気づくことなく怒りをぶつけてくる　そしてついに泣き出してしまった

「なんで？なんでこんなひどいことするの？ねえ 私何かした？悪いことしたなら謝るから・・・」
と泣きながら訴えてきた　俺は慌てて彼女を抱きしめた

「違うんだ！浮気なんかじゃないよ！この子は親戚の子悪戯好きなんだよ！だから心配しないで！」
と言うと彼女は少し落ち着いたようで涙を拭いた　それからしばらく泣いていた彼女だったが

やっと落ち着きを取り戻したようだ　よかった・・・そう思った瞬間彼女に押し倒された
「ぐうぉ」変な声が出たぞおい・・・と思っているうちに彼女は俺に覆いかぶさってきた

そして首筋に噛み付いてきた「これは隠せないよ　二股はできないからね♡」と言い放ち
彼女は部屋から出て行った　俺は呆然としながら彼女の言葉を思い出す

「二股はできないからね♡」ああ～終わった・・・俺の青春は終わった・・・別れよう　
ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・さようなら・・さようなら・・・さようなら・・・・

こうして俺と彼女の関係は終わりを告げた・・・

ここまで読んでいただきありがとうございました