私の可愛い娘

自由に好きな事をしていいのよ　私が受けとめるわ
「母さま♡」「お父様には私から伝えるから　わかってるわ　あなたも恋をしたのね　

その人を手に入れるために私の駒になるという覚悟　応えましょう　
あなたを駒に加わらせて貰うわね？♡」

「ええ　母さま♡」娘はお母様の言葉に目を輝かせていました　
そしてそんな2人の様子を父は見ています

「娘よ　嫌気が差したら　帰っておいで　結婚などせず　父の元に居ておくれ」
「何をおっしゃいますか　お父様　私は婚約の予約をしているだけです♡」

「そうだったね」父は複雑な表情でそう言いった
そして父と娘の2人きりになり2人で並んで夜空を見上げました

「ねえ？♡」娘が尋ねると父は答えます
「何？」「お母さまは本当に私と同じなの？♡」「同じですよ」

「でも　私はお母さまのようには振る舞えないわ♡」
「どうして？ 私はあなたの好きなようにしていいと言ったのに」

「それはそうだけど・・・♡」
「あなたは私の娘　そして私の可愛い娘　自由に好きな事をしていいんだよ」

「私はまだ遠慮しているの？♡」「少しだけ」・・・

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