だめよ～だめだめ

「いやだ～♡」「どうして」「どうしても♡」「そうか　じゃあ私もこのままでいいや」
「本当？♡」「本当　我慢比べだ」

そうして私たちはその恰好のまま眠った　翌朝　目を覚ますと目の前に彼女の寝顔があった　
まだ起ききらない頭でそれをぼ～っと眺めていると　私の視線に気づいたのか彼女は目を覚ました
　
そして私と目が合った瞬間　彼女は顔を真っ赤にして飛び退いた
「ななななな何してるんですか！♡」「え？ いや別に何も・・・」

「・・・あ・・・ああ・・・ああ・・・！♡」
彼女は頭を抱えながらベッドの上で悶えている

「あ　あの・・・？」「ああ！　もう！　 最悪です！♡」
彼女は涙目になりながらそう叫んだ

「え～と・・・その・・・」「・・・もうお嫁にいけない・・・♡」
いや　もうすでに行ってるだろとか思いながらも　とりあえず慰めることにした

「まあまあ落ち着いてください」「落ち着けません！♡」
「でも別に何もしてないじゃないですか」「・・・それはそうですけどぉ・・・♡」

彼女は納得いかないという顔をしている　そんな様子に苦笑しながらも私は言った
「それに今更ですよ」「・・・どういう意味ですか？♡」

「だってもうとっくに一線越えてますし」「・・・あ・・・ああ・・・♡」
彼女は再び顔を真っ赤にして悶え始めた　そんな姿を見つめながら私は言った

「まあでも確かにちょっとやり過ぎたかもしれませんね」
「ちょっとじゃないですよぉ！♡」「すみません　つい調子に乗り過ぎてしまいました」

「もう！　もう！♡」そんなやりとりをしながら私たちは笑い合った・・・

ここまで読んでいただきありがとうございました