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地域で電力料金に大きな違いが出ている。東電地域が一番高い。

2024年03月27日 21:20

地域で電力料金に大きな違いが出ている。
安いのが九州電力関西電力だが、一番高いのが東電である。
標準的な電力料金モデルで比較すると、25%も東電地域が九州関西電力地域より高いのである。
次いで僅差で東北電力が2番目に高い。
そうなって来ると、大きく影響するのが企業誘致である。
電炉とかデータセンターとかは顕著に電気を使うから、絶対東日本には工場を造らないだろう。
大きな工場東日本には工場など造らないだろう。
どんなに行政が頑張っても、九州関西電力の地域の方が、企業は工場を建設したくなる。
なぜ東電地域と東北電力地域が電気料金が高いのかと言われれば、原発が稼働していないからである。
東電で言えば、柏崎苅羽原発が7基稼働してくれるだけで、電気料金は400円/月程度(7500円/月程度の標準モデル)は下がる。
柏崎苅羽原発が稼働出来ないのは何故か? それは重要な中央管理室に本来入れない社員が、勝手に出入りしていたという管理の不手際を指摘されているからだ。
本来昨年12月には稼働予定だったのである。
このような状況ではテロ行為など簡単に起きてしまうだろうとの地元住民の危機感がある。
それは確かに問題だが、この柏崎苅羽原発が稼働しない事で、完全に電気料金は東高西低になってしまっているのである。
これは柏崎周辺の地域だけの問題ではない。この大きな原発が稼働しない事で、大きな影響が出てしまっているのである。いわば日本全体に影響が出ているわけである。
こうした状況を打開しようと国も動き始めたが、遅いよな~。
ともかくこの柏崎苅羽原発が稼働するか否かで、東電は無論の事、個人も企業も
大きく見れば日本の今後の再生エネルギーの方向性さえも影響して来るのである。
もう一度言う。これは柏崎苅羽周辺の地域だけの問題ではない。もっと大きな視点で物事を捉えなくてはいけない。

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