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BPDの彼女19 試しとは その2

2015年07月10日 16:26

昨日はBPD者が行う試しについて書きました。

世の中には境界性パーソナリティ障害を題材にしたブログがあり、BPD者にとんでもないめにあった方達もおられます。彼らの言葉では相手を「ターゲット」、試しを「ボダり」といいます。

なぜ、BPD者が試しを行うのか?
一般的にはBPD者がもつ「見捨てられ不安」を解消するため、「あなたは見捨てないよね」と確認するためといわれています。
また、相手が要求を満たすと、次第に試しはより困難なものになっていきます。
それはあたかも、岸壁にどれだけ近づけるかを争うチキンレースのようです。私のためにどこまで命を懸けれるの?

さて、昨日は試しに嫌気がさして離れても、BPD者が自分の責任とは思っていないと書きました。
前述した被害者を標榜する方たちは、「ボダには良心がない」、「心がない」、「ターゲットを人と思っていない。」等々、ひどい言葉が並んでいます。一部、僕も否定できないところはあるのですが、、、。

僕の経験からも、彼女の発言や態度にあれ?と思ったことがいくつかあります。
◯ 過去の彼氏との別れについて話を聞くと、彼女浮気が原因であったにしても、「ずっと守ると約束したのに、守らなかった彼氏は悪い」といいます。
◯ 僕が彼女浮気に怒って色々言うと、「私の嫌な地雷を踏みまくって、何を大騒ぎしてるの」と逆切れします。
◯ 度重なる浮気に、彼女に会った際に僕は思わず泣いてしまった事があります。その後のLINEで「あなたに泣かれて、私は傷ついたわ。」と言われました。
◯ ついには、僕から「もう、離れよう」といったときは、「分かりました。結局私を捨てると解釈します。」とLINEが来ました。

一見、自己中の極み、責任回避とも取れますが、僕なりに、次のように解釈してます。
BPDとなるのは、幼児期の母親(養育者)からの無限の愛情を受けずに、または機能不全の家庭で育ったことが要因といわれています。
BPD者には3歳児までに確立されるはずの親から離れても安心であるという成熟した心が未熟のままです。
従って、ある種の状況(=特に別れるなどの分離不安につながる事態)に陥ると、彼女には3歳児の子供の心(=考え)が顔を出します。

子供の心は
◯ 大人は自分のことを100%考えてくれて当然。
◯ 自分の思ってることと同じように大人は思ってる。(当然、私の悲しい気持ちを理解してる。)
◯ あんないい人と思ってたのに、やっぱり悪者やった。(二分極性の判断)

そして、もう一つは、問題が起こった際に自分に非があると認めてしまうと、鬱状況になってしまうので、そのことを避けるためにわざと強気な態度に出ることがあります。これを躁的防御というらしいのですが、これが強くでてしまいます。

これらのために、状況を振り返るという大人が対応ができなくなります。そして自身も深く傷つくのです。

なお、全てのBPD者が試しをするのかというとそうではないようです。

次回は彼女との付き合いで不思議に感じた「愛されてる感のなさ」について書きます。

このウラログへのコメント

  • mina.n 2015年07月11日 17:04

    BPDはACと深く関係があると思います。
    紹介した2冊の本を読んでみてください。

  • よし55 2015年07月11日 18:09

    > ☆mina☆さん

    ありがとう。とても参考になります。
    現在、「境界に生きた心子」を読んでます。

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