- 名前
- ゆきんこ555
- 性別
- ♀
- 年齢
- 39歳
- 住所
- 大阪
- 自己紹介
- かなり感じやすいですww色々いじめられるの好き☆つまりMですね。 一回潮とか噴いてみ...
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何もかも忘れたいと思って<2>
2011年06月01日 21:59
「お邪魔しまーす・・・」
センパイのマンションにおずおずと入って、
手提げカバンをソファーの上に置いた。
センパイは冷蔵庫からお茶を取りだしてコップに移した。
私は身の置き所を決めかねて、
カウンターキッチンの側に立っていた。
「はい。」
「ありがとうございます。」
ぎこちなくお茶を飲む。
車の中であんな発言をしておきながら、
未だに気持ちがぐらついていた。
付き合っている人以外と体の関係を持つことはなかったから、
どうしていいか分からなかった。
センパイが近くを通るたびに、ビクビクしてしまった。
<<私ってば、何やってるんだろう・・・?>>
急に怖くなってきた。
そのとき、センパイが後ろから急に私を抱きしめてきた。
「ちょっ、センパイっ!」
「今さら『やっぱ無理です』とか言うなよ?」
「・・・言いません!でもちょっと、早すぎますっ!」
センパイは、私をゆっくり振り向かせて、
私とセンパイは向き合うかたちになった。
センパイの腕が、私の腰にしっかりと回っていた。
その温かさが、シャツを通して伝わってくる。
センパイとこんなにも距離が近くなったことは
今までになかった。
心臓が速くなってきて、胸が苦しかった。
「お前、震えすぎだよ。」
センパイがクスクスと笑った。
「だって・・・」
センパイは、私の頭を優しくなでて、強く抱きしめた。
私も震える手を彼の背中に回した。
<<男の人に抱きしめられるの、久しぶり・・・>>
ふとそう思って、なんだか切なくなった。
その切なさをかき消すために、
私はセンパイの服をぎゅっと握りしめた。
<つづく>
このウラログへのコメント
めっちゃ焦らしポイントついてきますよね。続きが気になって眠れないかも…。ログの参考にさせて下さいね。
その切ない気持ち・・はどこから沸いてくるのでしようか。
norioさん>> さて、どうなるのでしょうwwお楽しみに~♪
けい☆さん>> ありがとうございます☆ 参考になんて、嬉しいです♪
y・平野さん>> それは・・・私にも分かりませんww抱かれる前って、胸がキューーーってなるんですよね、なぜかww
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