デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

何もかも忘れたいと思って<7>

2011年06月21日 00:57

センパイキスは、どんどん激しくなっていった。

私は、もう何も考えないことにした。

目を閉じて、

センパイの舌が先導してくれることに従った。



舌の絡みあう音と、唇が交わりあう音が、

静かな部屋を満たす。

センパイの触れている腕から、

私の肌へと熱が浸透し、

私の体はさらに火照る。



頭がくらくらする。



吐息をつくために唇を離すと、

センパイは右耳に舌を這わせた。

「あっ・・・んっ!」

耳から全身に快感が這った。

鳥肌が立つのを感じる。

「あぁっ、あん・・・あぅ・・・」

「もっと感じてる顔を見せて」

耳元でささやかれて、

その声にもビクンと反応してしまった。

センパイは耳元から首筋に舌を這わせ、

優しく吸うようにキスをした。

キスをされたところが、疼く。

もっとして欲しいと思ってしまう。

その心の声が聞こえているかのように、

サンパイは私の耳と首筋を責め続けた。



責め続けながら、胸の愛撫が始まった。

さっき愛撫されたところは

感覚がさらに敏感になっていて、

触れられるだけで震えてしまう。

「こんなに感じちゃって、すごいな、お前。」

センパイの低い声が耳元に響く。

「だって・・・せ、センパイ、上手なんだもんっ」

恥ずかしさと気持ちよさで、

さらに感度が良くなる。



「ここもすごいことになってるよ」

「はぁっ・・・やぁん」

一番敏感なところに指を這わされ、

私は体をのけぞらせた。

自分がこんなに感じてしまっていることに、

今さらながらものすごい恥ずかしさを感じた。



こんなに感じるのなんて、いつぶりだろう?

いや、初めてかも知れない。

元カレとすら、

こんなに感じたことはなかったんじゃないか。

センパイはどうしてこんなに私の感じるところを

知っているんだろう?



センパイがゆっくりと

クリトリスの周りをなぞる。

「んんっ、はん・・・あっ・・・やだっ」

「イヤなの?」

「イヤじゃない・・・ですっ」



周りしか触ってくれないことに

ものすごくじれったくなった。

でも、自分からは恥ずかしくて言い出すことなんてできない。

センパイの顔を覗くと、

涼しい顔をして私に笑いかけた。



<お願いだから、ちゃんと愛撫して・・・>

私が目で訴えても、

そんな私を楽しむように、

同じ愛撫を続ける。



もう我慢できなくなってきたちょうどそのとき、

いきなりクリトリスを激しく愛撫され始めた。

「あぁぁぁっ、だめぇぇぇ、あぁぁっ、」

あえぎ声が止まらない。

「だめっ、イッちゃう、イッちゃうぅぅ、あぁぁぁっ」

ビクビクと体を痙攣させて、

私はすぐに絶頂を迎えた。



それまで

後ろから私を抱きしめる形をとっていたセンパイは、

まだ絶頂の余韻に浸っている私を横にした。

そして、私の両足を開き、

陰部に指を入れた。

「はぁんっ」

「もうビチョビチョだよ、ほら」

センパイがわざとクチュクチュと音をたてた。

「あっ、だめ、やめてください」

「ホントはやってほしいんだろ?」

センパイは少しずつ指を出し入れする速度を速めた。

ぐちゅくちゅっ、くちゅっ、という音が大きくなる。

「あっ、あっ、あんっ、んんっ」

奥の方がどんどん熱くなっていった。

指の先が奥の敏感なところを突いて刺激してきて、

私はもっともっと欲しくなってしまう。

「あぁ、感じる、センパイっ、だめになっちゃいますっ」

「いいよ、もっと感じなよ」

そう言ってセンパイはもっと速くした。

「やぁぁぁっ、もうだめぇぇ」

またイキそうになったその手前で、

センパイは手を緩めた。



え?と思っていると、

さっきより太い感覚がアソコに伝わってきた。

「あぅっ」

「簡単に指2本入っちゃったよ。

でも、こっちの方が気持ちいいだろ?」

今度は、中をかき混ぜるようにして、

指を動かされた。

「ああんっ、だめ、気持ちいいっ、

もっと・・・もっと欲しくなっちゃうぅぅ」

私は無意識のうちにそんなことまで口走ってしまった。

「やっと素直になったね」

センパイ指の動きを激しくし、

それに伴って、

体中に電気が走ったような気持ちよさが広がる。

「だめ、だめ、もういやっ、あぁぁっ、あぁっ、あぁっ」

体から一気に力が抜け、

私は声も出せなくなった。

「はぁ、はぁ、はぁ・・・」

荒い息をしながらぐったりと横たわり、

まだ快感が走る体をどうすることもできなかった。



つい何時間か前まで

元カレのことで頭がいっぱいだった私は、

もうそこにはいなかった。

センパイに抱かれ始めた時の胸の痛みもなかった。

今はセンパイのことだけを考えていられた。

それが心地よくて、

この時間が限りなく続くことを願った。



<つづく>

このウラログへのコメント

  • けい☆ 2011年06月21日 01:20

    久しぶりですね。待ってましたよ。で、つづくですか。次回も楽しみですね。

  • SPA 2011年06月21日 07:00

    忙しいのに(笑)
    (完納?)小説書いてると落ち着くんでしょうか?
    お疲れ様です

  • ゆきんこ555 2011年06月21日 21:37

    Neroさん>> 現状って??現実世界での話ですか??

  • ゆきんこ555 2011年06月21日 21:38

    けい☆さん>> ありがとうございます。私もいい加減終わらせたくなって着ましたww

  • ゆきんこ555 2011年06月21日 21:39

    SPAさん>> いや、もう早く終わらせたい一心でww

  • ゆきんこ555 2011年06月21日 21:41

    norioさん>> えっと・・・小説の中では続いてますねww

  • ろんろん 2011年06月21日 21:49

    うーん。
    良いんだけど読んでるとちょっとむなしくなると言うか。。。
    人の感覚って難しいですね。

  • ゆきんこ555 2011年06月23日 18:42

    ろんろんさん>> まぁ、気持ちのないセックスは時として虚しいというか切ないというか(笑)読んでくださってありがとうございます☆

  • ゆきんこ555 2011年06月23日 18:42

    テッペイさん>> そう来ましたか!!その展開は考えてなかったですww

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

  • 新規会員登録(無料)

プロフィール

ゆきんこ555

  • メールを送信する

ゆきんこ555さんの最近のウラログ

<2011年06月>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30