- 名前
- ゆきんこ555
- 性別
- ♀
- 年齢
- 39歳
- 住所
- 大阪
- 自己紹介
- かなり感じやすいですww色々いじめられるの好き☆つまりMですね。 一回潮とか噴いてみ...
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何もかも忘れたいと思って<3>
2011年06月02日 21:49
私が少し手の力を緩めると、
センパイもそっと体を離した。
私は大きく息をした。
そうでもしないと、息が止まってしまいそうだった。
ちらっと見上げると、センパイの優しい目が私を見ていた。
いつもよりまつげが長く見える。
センパイの目が薄茶色だったことに、初めて気付いた。
その目に吸い込まれそうになって、
慌てて俯こうとしたら、
センパイが私のあごをクイッと持ち上げた。
いやおうなく、お互いの顔が至近距離に迫る。
恥ずかしくて視線をそらしたけれど、
彼の唇が近づいてくるのがはっきりと見えた。
「ん・・・・」
初めは優しく触れるだけだったけれど、
それでも少し濡れたセンパイの唇は、
温かくて柔らかくて、
とても気持ちよかった。
無意識のうちに、私は唇を開き、
センパイと舌を絡めていた。
なぜか、少し甘い味がした。
センパイの舌が口の中に入ってきて、
いたるところを優しく刺激し始めた。
くちゅ・・・ちゅっ・・・
静かな部屋に、音が響く。
その音に反応して、
私は顔が赤くなった。
それでも、久しぶりのキスはとても気持ちよくて、
私もセンパイの口に舌を入れて、
彼の舌を求めた。
ときにはしっかりと、
ときには先だけ、
センパイと私の舌が絡み合った。
センパイの手が、私の首もとから、
少しずつ下に這っていく。
その感覚は、キスですでに敏感になっている肌を
さらに敏感にする。
胸まで到達すると、
何か壊れ物でも包むように、
そっと愛撫し始めた。
「ん・・・」
キスをしながら、
思わず声を出してしまった。
センパイの手に、私が手を重ねると、
センパイは唇を離してクスクスと笑った。
「こんなに震えちゃって。
まだ怖い?
それとも感じてるの??」
「・・・怖い・・・けど
気持ちよくて・・・」
センパイはにこりと笑って、
頬と唇にキスをすると、
私の手を引いてベッドに座らせた。
<つづく>
このウラログへのコメント
いいですね。その恥じらいが大好きですよ。早く続編読みたいな。
けい☆さん>> ありがとうございます☆読者になっていただけてうれしいです
norioさん>> まだまだひっぱりますよ~ww
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