- 名前
- あき
- 性別
- ♂
- 年齢
- 52歳
- 住所
- 広島
- 自己紹介
- エッチはお互い気持ちよければいいんじゃね?と思うんだけどね。相性ってもんもあるしね。...
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忘れられない彼
2006年08月03日 23:37
さて、色々考えたんですが、難しい。
とりあえず普通に書きましたが、えらく長いです。
編集する気もないので、ケータイとかから見る人は止めた方がいいかも?
絶対疲れます。
仕事帰りのあなた。今日は仕事が残ってしまって、来週の資料も準備しないといけないし、一旦家に帰る時間も惜しい。近くのファミレスで、一人、仕事と格闘しながら、食事することにしました。
「あれ?もしかして…?」声がした方を向くと、2年前に別れた元彼でした。きっかけは些細なヤキモチ。でも後に引けなくなったあなたは、そのままケンカして、後味悪く別れてしまっていたのでした。
「同席いいかな?」
「仕事中だけど、それでもよければ」
「ありがとう」
「バリバリのキャリアウーマンってとこ?」
「まぁね…、実力主義だから、男女関係ないし、責任あること任されると、こうなるわけ」
「昔っから責任感は強かったからなぁ…」
「何?ガンコとでも言いたいわけ?」
「そうじゃないよ、そう言う悪く考えてしまうところも変わってないね」
「そうかもねぇ…」
「もうちょっとで、一段落するからちょっと待って」
「うん」
ササッと作業を終えて、「ふぅ」と溜息をつくと、軽くお酒飲みながら食事です。
「そっちはその後どうなったのさ」
「え?」
「彼氏とか、いい人見つかった?」
「仕事でそれどころじゃないわ」
「そうかぁ…、仕事が面白いってワケ?」
「うーん、そこまでは言わないけど、付き合ってる暇なんか無いわよ」
「そっちこそどうなのよ?結婚でもした?」
「いや…」
そのまま彼は無言になってしまいました。
しばらくの沈黙の後…
「あんなに好きだったのに、あんな別れ方で納得できるわけ無いじゃんか…」
「……」
「今でも好きなんだよ!」
突然思ってもみなかったセリフ。
でもどこかで、その言葉を待っていたのかも知れません。
「ほら、これ」
「あっ!……」
それは二人が仲良かった頃に、いつまでも仲良くいたいね、と旅行先で買った、決して高くはないけど、シンプルなデザインのお揃いで買ったリングでした。
「まだ持ってたの?」
「当然さ」
「クスッ」
「何かおかしいこと言った?」
「そうじゃないの。ほら」
「えっ!?」
指にははめていないものの、バッグから大切そうに取り出したそれは、同じリングでした。
「てっきり捨てたのかと思ってたよ」
「大切な思い出だもの、そんなことできないわ」
「え、それって…」
「ええ、私も今でも好きよ」
「あんな別れ方しちゃったけど、だからかな、余計忘れられなかったわ」
「ねぇ、うち近くなんだけど、寄ってかない?」
「引っ越したのは知っていたけど、この辺なんだ?」
「ええ、通勤に便利だからね」
「出ましょうか」
「うん」
他愛もない会話をしながら、あなたのマンションへ向かう二人。
久々に仕事を忘れ、ドキドキしています。
でも顔には出したくないので、必死です。
「どうかした?」
「ううん、なんでも」(うわ、鋭いところも変わってないわ)
「そう、ならいいんだけど」
「う、うん…」
「ここよ」
「お邪魔します…昔とは変わった感じするね」
「引っ越しの時、思い切って処分したからね」
「でも綺麗な部屋だねぇ…」
「もうちょっと飲む?」
「そうだね」
冷蔵庫から、ビールを取り出し、二人で乾杯です。
それから、別れてからのこと、今の仕事のこと、沢山喋りました。
結構ストレスになっていたのかも知れません。
かなりスッキリし、お酒も手伝って、良い気分です。
「さっき出会ったときは、難しい顔してたけど、今はいい顔してるよ」
「そう?」
「何かホッとしたような、安心したような顔だ」
「どうしても顔に出ちゃうかなぁー!でも正直ホッとしてる。どうしてかなぁ?」
「いや、俺に聞かれても…」
「何よ」
「いや…」
「もうハッキリしないわねー、あんな物見せられて、ここへ呼んだ時点で、分かりなさいよ」
「酔ってる?」
「酔ってなんかないわ!、ほら」
…立ち上がろうとして転けそうになったのですが…
「おっと、危ないなぁ、酒癖悪くなった?」
「今日は気分いいのよ。飲みたい気分」
「ついでに言えば……」
「なに?」
「バカッ!」
もう、半分イライラ来ていたあなたは、強引にキスします。
「ん…」
「懐かしい感じだわ」
「僕もだよ」
「でも昔はお酒嫌いだったよね」
「隠してただけよ」
「なんだ、こっそり飲んでたのか」
「いいじゃない、そんなこ・と・よ・り」
さすがに鈍い彼でもやっと分かってくれたようです。
あなたをお姫様抱っこし、ベッドまで運んでくれました。
すでにもう解放モードになっているあなたは、全身の力を抜き、横たわっています。
「ねぇ」
「分かってるって」
優しいキスの後、激しいキスへ。器用な彼は、いつの間にか、あなたは半裸の状態にしています。
そして、唇から、くびすじ、胸の谷間へと舌をはわせていくのです。
「はぁぁん…」
久しぶりの快感。もう全てをゆだねてしまいたい気分です。
「邪魔だから、もう脱がしちゃってよ、あなたもね」
「言われなくても、そのつもりさ」
言うが早いか、ササッと一気に二人とも全裸へ。
ベッドサイドの薄暗い光が二人を包みます。
彼と別れてから、全く抱かれなかったわけではありません。でも、懐かしい快感。
そして、あなたの感じるポイントを、知り尽くしているのは彼だけ。
もうされるがままです。
「思ったほど胸感じないんだよねー」
そんなこと言いながら、彼は全身をくまなく愛撫していきます。
一応胸にも愛撫しておいてから、おへそのラインまでをつつぅーっと舌をはわせながら、手をあなたの背中へ回し、背中をなで回してくれます。
そして、背筋のラインを優しくふっと触れるように指を滑らせていきます。
「あふぅぅん……」
背中への愛撫で、思わずビクッとしてしまいました。
あいてる方の手で、内股を触り始めました。
いつもこうやってじらしてくるのが彼流なのです。
舌と両手で、全身を責められ、まだ局部を触られてもいないのに、もう濡れてきているのが分かります。そして、全身が火照っていくのを…。
我慢できないとでも言いたいように、身体をくねくねさせ始めたあなた。かなりじらされています。
でも、まだ局部に触れるか触れないかくらいにしか触ってくれません。
「ねぇ…じらしすぎなのぉぉ…」
「今日は感じるのはやいな。お酒のせいかな?」
「んむ、クチュ、クチュ、あぁぁ」
激しいキスをされ、かなり出来上がってきました。
「あああっ!!!」
大きく声を出したのはその直後。指があなたの中へ侵入していきます。
1本、2本…さすがにもう濡れまくっているので、するっと入り込み、執拗に掻き回します。
もう声になりません。軽くイってしまいました。
でもまだして欲しい、いじくり回してぇぇ…あなたのココロの声です。
散々苛められた後、さっと指が抜かれました。
それが目の前に。いつも彼がやっていたことでした。
何も言わず、その指を舐め取るあなた。自分の味って言うのは、いつでも不思議な味です。
これって美味しいのかしら…?でも変な気持ち…
これが合図です。いよいよ彼が挿入してきます。
じらされているあなたは、もう入れられた瞬間に軽く反応してしまうくらいです。
でも、入り口付近で、ゴニョゴニョされています。感じにくいあなたを、じらすことで、いつも一緒にイケるよう調整くれるのでした。
これも彼ならではの、やり方です。
でも今日は違うの。もう早く欲しいぃ…。言いたくても恥ずかしくて言えません。言ったら負けのような気がするからです。
でも表情から読み取ったのか、彼がグッと奥まで挿入してきました。もうとろけそうです。
足の先まで、電気が走ったようになり、ビーンと足が伸びきっています。
「くあぁぁーん……」
大きくのけぞり、全身が言うことを聞きません。
こんな事は本当に久しぶりです。やっぱり彼だわ…そんなことを思いながら、彼に合わせて腰を振るあなた。
「そろそろいくよ」
「大丈夫よ、今日は…」
「ありがとう…」
そう言って彼はキスをしてくれました。
快感も手伝って、この世の物とは思えない、あまーいキス。
次の瞬間、彼のアツイ液体が入ってきた事が分かりました。
それに呼応するかのように、あなたも絶頂を迎え、失神寸前まで、意識が飛んでいきました。
「クスッ」
「どうしたの?」
「いや、なんでもないのっ」
「なんなんだか…」
「でも懐かしい、全てが懐かしいって思ったの」
「そう」
「今言うのは卑怯かな…、やっぱりまた付き合わない?」
「どうしようっかなぁ」
「付き合いなさいよっ!」
「ハイハイ、分かりました」
「よろしい、ウフフ」
「なぁ」
「……」
「あ、寝てるよ…寝顔は純粋に可愛いんだよなぁ」
あなたは彼の腕枕で、ふかーい眠りにつき、久々に心安らぐ夜を過ごしました…。
あー、疲れた。結構きつかったです。簡単そうに書いてますが。もっと女性心理を勉強したいですね。感想聞いてみたいですケドネ。ではまた次回~。
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