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オランダ料理って知ってる?
2010年06月19日 10:14
今日は予定を変更します。癒しの特集は明日に致します。
皆様、お料理も興味おありですよね。?
オランダの料理
質素が誇りの食文化
ベネルクス三国(ベルギー、オランダ、ルクセンブルク)のうち、ヨーロッパきってのグルメな国として知られるベルギーとは対照的に、オランダは、中世以来、質素であることを誇りとしてきた国民性のため、食に関しても凝った料理の少ないといわれてきました。
1.パンネンクーケン
国民食といわれるヒュッツポット Hutspot(レシピ)も、牛肉とじゃがいも、たまねぎ、にんじんを一緒に煮込んだだけの、素朴な田舎料理。それでも、酪農の盛んな国だけに、チーズだけは種類が多いよう。たとえば、エダム、ゴーダ、レイトセカース、フリーラントセカースなど、世界的に知られるチーズも少なくありません。朝食を大切にするお国柄で、黒パン、白パンと、これらのチーズや、半熟卵などを一緒にいただきます。
また、パンネンクーケンという、オランダ独特の厚い生地のクレープは、食事として、またデザートとしてポピュラーな料理。オランダ特産のエダムチーズ、ハムをはじめ、いろいろな具を乗せていただきます。
アメリカの分厚いホットケーキと、フランスの薄いクレープの中間みたいなもので、生地だけのものもありますが、普通はいろいろなものと一緒に焼き、シロップをかけて食べます。
…と書くと「ふーん」で終わってしまいますが、この一緒に焼く「いろいろなもの」というのが結構意外なんです。甘い系だとリンゴ、バナナ、パイナップル、チョコレート、生クリームなどなどですが、甘くない系だとベーコン、玉ねぎ、チーズ、マッシュルーム、ピーマン、などが入って来ます。フローニンゲンにあるパンケーキ専門のレストラン(ではもっといろいろなものが入ったパンケーキが楽しめます。
このパンケーキ、さらにすごいのはそのサイズで、はっきり言って大人の顔よりずっと大きいです。
2.Haring(ハリング)
オランダのガイドブックには必ず載っている食べ物で、保存用に塩漬けした生ニシンの塩抜きをしたものです。この生ニシンの保存法は当時(14世紀末)画期的な発明だったようで、これによってオランダ経済は随分発展したんだそうです(この辺りのことはHoornのZuiderzeemuzeumで調べられます)。
それはさて置き、この生ニシンは食べ方が結構独特だったりします。骨、頭などを取り除いてきれいにされた(という状態で売られています)生ニシンに刻んだ玉ねぎをまぶし、しっぽを持ってつまみあげてぱくりつく、という具合です。
Stamppot(スタンポット)
これもオランダのガイドブックには必ず載っている、という料理。一応冬の食べ物です。
簡単に言ってしまうと、ジャガイモと野菜を一緒に茹で、茹で上がったら一緒につぶし(stampとは つぶす という意味です)、塩、こしょうで味付けして、暖めた太いソーセージと一緒に食べる…という料理です。初めて見た時には、ソーセージの上に山盛りのマッシュポテトが乗っているだけのStamppotに正直とてもびっくりしましたが、いまでは私の好物の一つとなっており、日本から友達が遊びに来ると必ずこれをごちそうしています。作るのも簡単だし、結構おすすめです。
3.Hachee(ハッシェ)
ビーフシチューのようなもので、玉ねぎがたっぷり入っており、ジャガイモ・赤キャベツと一緒に食べます。作り始めてから出来上がるまで約2時間と時間はかかるのですが、弱火にかけっぱなしにして、焦げ付かないように時々面倒を見てやればいいだけなので、作るのは割と簡単です。
4.Mosselen(モッセレン)
ムール貝のことなのですが、「ムール貝」と聞くと「え、あれってベルギー名物じゃないの?」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんね。確かにオランダよりベルギーの方が(とくにブリュッセル辺り)ムール貝シーズンになると大騒ぎするのですが、実はベルギーで食べられているムール貝もほとんどがオランダから輸出されているんです。
レストランで「ムール貝の白ワイン蒸し」なんていうのを注文すると、一人分約1キロくらいで20ギルダーくらいですが、スーパーやマーケットでは生のムール貝を2キロで15ギルダー前後で売っています。どっちにしても日本とは比べ物にならないくらい安いですね(^_^;)
料理の方法は、香味野菜と一緒に白ワインで蒸す、というのが一般的ですが(感覚的にはあさりの酒蒸しと同じ写真)、フライにしたりスパゲッティソースに使ったりもするようです。私は一度ムール貝で味噌汁を作ったことがあるのですが、あさりの味噌汁と全く同じ味になりました(^_^;)
5.Mosterdsoep(マスタードスープ)
これはGroningen近郊の名物料理のようです(アムステルダムの近所にあるザーンダムでも作っている、と聞いたこともありますが…)。マスタードの大嫌うな人もこれを食べて「おいしい!!」と言っています。お子様向きではありませんし、どこのレストランでも食べられる、というものでもないのですが、機会があれば是非試していただきたいメニューです(といってもレストランによって味はいろいろ変るんですけどね)。
6.Erwtensoep(エルテンスープ)
これもオランダのガイドブックには必ず載っている、えんどう豆のスープです。「スープ」という名からは想像できないくらいこってりしていて、はっきり言って離乳食のようで、これを見ると、オランダ語では「スープを食べる」というのも納得できてしまいます(^_^;)。味はなかなかグッドです。えんどう豆を形がなくなるくらい煮込み、さらに野菜とソーセージが入っています。
7.Patat(パタット)
いわゆるフライドポテトのことですが、オランダのフライドポテトは日本のファーストフード店で食べられるようなものとはちょっと違います。まず日本のものに比べて太い!!オランダ人はケチャップではなくマヨネーズで食べる!!(^_^;) 初めて知った時はちょっとびっくりしましたが、食べてみると結構おいしいんです。だまされたと思って試して下さい。
ちなみにパタットはマーケット、駅などで買えますが、メニューの「Patat met」がマヨネーズ付、「Patat zonder」がマヨネーズなしです。metが英語のwith、zonderがwithoutの意味なのですが、「met mayonaise」ではなく「met」だけでマヨネーズを意味している、という辺り、いかにフライドポテトをマヨネーズで食べる、ということがポピュラーか、がおわかりいただけると思います。(マヨネーズだけでなくケチャップやカレーソース、インドネシア料理の影響でピーナツソースなどでも食べるのですが、こういうソースはちゃんと「met ketchup」「met kerrie」などと書かれています)
8.Waffel(ワッフル)
ワッフルというとやはりベルギーワッフルが有名で、ベルギーワッフルはオランダでも食べることが出来ますが、ここで私が書こうとしているのはそのワッフルではありません。
見た目はベルギーワッフルを薄べったく、硬くしたクッキーのようなもので、2枚のワッフルの中にシロップがはさんであります。フローニンゲンだとマーケットで焼き立てのワッフルを買うことが出来るのですが、大抵どこのスーパーでもお菓子売り場で売っています(空港にあるスーパーでも売っています。お値段はちょっと割高ですが)。
9.Dropje(ドロッピェ)
オランダ料理ではありませんが、オランダの食べ物を紹介するのにこれを無視するわけには行かない、というお菓子です。どんなお菓子か、を簡単に説明するなら、「オランダ人はみんなこれが大好きだけど、オランダ人以外はみんなこれが大嫌い」というところでしょうか(^_^;)
色は黒、キャンディのように硬いものもあればグミのように柔らかいものもあり、甘いものもあれば塩味のものもあったりします。ミントの味をもっとエグくしたような感じ…かなぁ。私も一度しか口にしたことがない(でもって数秒後に吐き出した)ので、ちょっと詳しくはわかりません。私の友達(日本人)でも、たまーに「あ、これおいしい」という人はいますが、ほとんどの人が私と同じ反応をします(^_^;) でもこれは風邪を引いた時には喉の薬にもなるんだそうですよ。
ところで、オランダの食事でおもしろいのは、長らく旧植民地だったインドネシアの料理(現地で「クーケン・インドネジズ」という)が、家庭料理として定着していること。ご飯と、スパイシーな肉や魚、野菜料理が並ぶレイスターフェルが代表的なメニューです。
また、オランダのポピュラーな飲み物といえば、ビール。中でも、"ハイネケン"が世界に知られるブランドです。また、かのココアパウダーの製法を発見したバンホーテンも、オランダが世界の誇るブランドとして知られているほか、ダッチコーヒーという、かつてオランダ人が東インドで発明した水出しコーヒーもあります。
他のビール会社の宣伝用の服を着たとして南アフリカで逮捕されて美女軍団がありましたっけ。
ねたを
このウラログへのコメント
エーッ?私はマヨネー好きくないから記事書きながら驚いていたのにそうですか、おつなものかもしれませんね。今度はデンマークで面白い記事を探しますね。
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