x2-12／もう出そうに無い？

「お風呂で何回目？２回、３回？」
「叫んだのは３回」
「どうしよう、貴方は良過ぎる」
「そう？」
「別れた奥さん、付いて来られなかったのね？」
「あぁ、性の不一致」
「でしょうね。こんなの、毎回されたら」
「真帆さんは大丈夫？」
「恐らく付いて行けると思う」
「私より強い男の人が居るなんて、あぁ良かった」

「ひょっとして、悩んでいたのか？」
「えぇ、淫乱で色情狂だと思ってた」
「毎日抱いて欲しかった？」
「えぇ、そう」
「毎日でも抱けるけれど、出すのは無理だ」
「いいぇ、２日に一度で充分」
「週３回がまた増えたぞ」
「そう？少しくらい良いじゃない」
「・・・良いけれど」


「もう出そうに無い？」
「出そうと思えば出るよ。でも明日もしたいから」
「明日も抱いてくれるの？」
「抱きたいの!!」
「あぁ、どうしよう」

涙が落ちる
本当に悩んでいたんだ
ギュッと抱き締めると唇を付けて来る
舌を吸うのがきついぞ
へー、嬉しいんだ
涙を舐めてやる
「顔中しょっぱいぞ」
「ええ、えぇ」