- 名前
- zz987
- 性別
- ♂
- 年齢
- 62歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- スーパーアーティストzz987立川在住。平日/昼間のみ営業の秘密の遊園地・・御一緒に...
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12時半、Tが仕事場にやって来ました。
2008年07月18日 00:08
『失敗したな・・』
先日、Tを家に連れて帰ったことです。Tは、JRの駅構内で待ち合わせでも、私を見つけた瞬間、ボディーアタックさながらに抱きついてくることがあります。・・・私が、モデルばりにかっこいい・・とかだと絵になるのですが、ただのおっさんですからねー。彼女には仕事を手伝ってもらっているので、今までTと会うのは外・・もちろん、sexも・・こう決めていたのは、単に公私のメリハリを付けるためだけではないのです。
Tは普段からテキパキとやるべきことをこなす有能な女性です。・・ただし、時折、やらなくても良いことまで、テキパキとこなしてしまうのです。もちろん、彼女に悪気はありません。どうやら、使命感に燃えてしまうようで・・・だから、困ったりするわけです。
・・どういう経緯でそうなったのか、私は結構、酔っぱらっていたので解らないのですが・・Tは、現在、家の合鍵を持っています。・・まぁ、勝手に持って行ったなどということは考えにくいので、私が渡したのだと思いますが・・。 以来、この2週間の間に、掃除はするわ、洗濯はするわ・・冷蔵庫に食材は入っているわで・・家に帰って驚きの連続です。ホント・・有り難いやら、困ったやら・・。Tは映像関係のプロダクションにいて、知らないうちにプロデューサー的仕事をやっています。年令を考えると、基本的には大抜擢だと思います。・・だから、仕事も忙しいはずなのですが・・。とにかく、頑張る・・と云うか。頑張り過ぎると云うか・・。
「こんにちわー。せんせー、Fくーん」Tのお出ましです。
「よ!」FとTは同級生です。
「せんせー、お昼食べにいきませんかー?」
お昼は三人で蕎麦屋です。・・Fは携帯をいじくっていて、食べ終わると・・ちょっと出て来ます・・とかいって消えてしまいました。
「きのうKちゃん来たんですって・・」
「ああ、来た。・・泊まっていったよ。」
「うん、Kちゃんからメール来たから、知ってます。食材が無くなったから・・って。」
「・・あのさ、T、おつかいとかしなくていいからね。」
「・・迷惑でした?掃除とか洗濯も・・。」
「いや・・有り難いけどね・・うーん・・」
「あの、せんせー、解ってると思うんですけど・・私、その、恋人気取りとか一切ありませんから・・」
「・・知ってる。・・でもね、メイドさん気取りとか看護士さん気取りもどうなの?」
「えっ、そんなつもりも一切ありません。・・・私、せんせーのお役に立ちたいだけで・・」
「んー、それってねぇ、有り難いんだけど・・少し重いと云うか・・」
私がこう云うと・・・もう、涙目です。Tは怒られた犬みたいな顔して私の方を見ているので、その先、なんて云ったらいいのか分かりません。Tは残された私の時間の中で、自分の出来ることを懸命に探しているのでしょう。
「T、おまえ、今日オフなの?」
「はい、今日と明日。」・・・きっと、はりきって来たのだと思います。
「じゃあさー、今日、仕事、手伝ってよ。」
「はい、よろこんで!」・・・ん?居酒屋かおまえは!
「・・でさぁ、夕方、一緒に買い物行こうよ。」
「はい!」・・トホホ。
その後、Tは私の仕事を手伝い、買い物をして、わが家でディナーを作り・・まぁ、結局、泊まっていったわけです。・・・Tは大変満足げでした。・・あのな!・・・ほんと、有り難いやら困ったやら・・。
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