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益子焼と沖縄のつながり

2025年11月14日 00:25

益子焼と沖縄のつながり

人間国宝の濱田庄司益子焼の中興の祖)は、益子に窯を構える以前、「民藝」の理念のもと日本各地を旅して回っていた。

その旅の中で、濱田が心を強く打たれたのが、沖縄.那覇の壺屋焼だった。

彼が沖縄の壺屋で出会ったのが金城次郎であった。

沖縄の土でつくられた器は、特別に飾らない素朴さの中に、確かな美と技があり、同時に生活に密着した実用性があった。

濱田と金城は、時代も文化も違う場所に生きながら、「美は生活の中にある」「手の技こそが真実を語る」という民藝の精神を深く共有する同志であった。

1972年、金城次郎は沖縄出身として初めて人間国宝の認定を受ける。この報に接した濱田庄司は「自分が選ばれた時よりも嬉しい」と語ったという。

このデジログへのコメント

  • まみ 2025年11月14日 23:18

    いろんな事に凄く詳しいですね
    いつもびっくりさせられます

    焼き物は好きなので、やちむん通りに行ってみたいと思ってます

  • ひろ 2025年11月15日 00:10

    > まみさん

    長く生きてますからね 笑

    沖縄には生活に根ざした素朴で味のある焼き物が多くあって、人々の温かさを映しているかのようです。
    ぜひ、一度見に行ってください。

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