戦争を止めるのは　今でしょ！！

（首相官邸前で戦争反対を訴える大学生）


高市首相の「台湾有事」発言の撤回を求め、毎週、首相官邸前で集会が行われています。
特に若い人たちが多く参加し、戦争反対への想いを発しています。



昨日の昼の時間帯に、自民党大阪府本部に対して、高市発言の撤回を求める要請行動がＳＮＳで案内されていたので、職場の近くだし昼の休憩時間に行ってみようと思い立ち、参加しました。

参加者は、平日の昼間ということもあり、若い人はいませんでした。しかし、私よりも高齢の方々が、プラカードを持ち、ビラを撒き、自分の言葉で今の事態への想いを語る行動をされており、とても尊いことだと思いました。

約1時間の行動でしたが、私も行動を共にし「自分の孫たちが戦争に巻き込まれることは絶対に止めたい！」とスピーチさせていただきました。



石破首相から高市首相に交代した途端にきな臭くなってきました。

高市氏を取り巻く人たちは、中国に対する強気な態度と軍備増強が戦争の抑止力になるといいます。

果たしてそうでしょうか？

高市氏の国際法を踏みにじる「台湾有事発言」の一言で、エンタメ、観光、水産業等、どれだけの損失が出ているでしょう。

経済制裁というのは戦争の入り口なのです。
一刻も早く和解に向けて行動しなければ、国民の命を脅かすことになるのです。

軍備増強のチキンレースは、国内経済を破綻に導き国民の生活を窮乏させます。


まず、高市氏には、法を正しく理解し適用する知性が欠けています。
また、自身の発言が経済に与える影響を計算する判断力が欠けています。
そして、トラブルが起きた時に、どうリカバリーするかの胆力がありません。

会社の経営者ならば、即刻交代です！



先日の憲法調査会では、自民党と閣外協力を組んだ維新の会が憲法改悪の国民投票に向けた発議を急ぐべきだと前のめりになっています。「緊急事態条項」を憲法に入れれば徴兵制が可能になります。

当然、中国から見れば、日本が本格的な戦争体制に入ったと判断し、何らかの行動に出てくるでしょう。

ささいな鞘当てを発端に、戦争の火蓋が切られることになります。

そこでは、確実に戦闘員、国民の命が失われるのです。


冷静に　冷静に考えましょう。



親世代から、前の戦争を何故止められなかったのかを聞かされてきました。

誰も勝てるとは思っていない戦争だった。
勇ましい言葉だけが賞賛され
批判的な言葉は塞がれた。
戦争に反対する者は治安維持法で取り締まられた。
気がついた時には、もう誰にも止められない戦争だった。

今、テレビ、ＳＮＳでは、高市氏の勇ましい言葉を持て囃し、批判的言説を封じ込めようとしています。
現代版治安維持法のスパイ防止法の制定に向けて動き出しました。

これはもう前の戦前と同じじゃないの？！

戦争を止めるのはいつ？

今しかないでしょ！