子供の頃､学校の帰り道｡子犬が…

実はﾄﾗｳﾏがあって｡小3か小4の頃､帰り道で子犬がついてきてしまった｡というよりなんかいたいけで追い払えなくて｡捨てられた日本犬の雑種｡母親は犬嫌いで飼えないって｡必死に頼んだらお父さんに相談してみると｡帰ってきた父親がﾄｲﾚ覚えたら飼ってもいいかなって､取り敢えず｡小さいので家に入れた｡玄関の土間に段ﾎﾞｰﾙ箱でﾄｲﾚを作って父親が特訓｡でも覚えられない｡和室とかでしてしまう｡その子､玄関の土間で寝かしていたので､段ﾎﾞｰﾙ箱が置いてあろうがその子にとってはそこが自分のｳﾁ｡きれい好きで賢い犬は決して自分のｳﾁではしない｡そのことは今の自分には良く分かる｡父親がﾄｲﾚ覚えられないし利口じゃないからやっぱり飼えないって｡連れてきたお前の責任だからまた捨てておいでって｡父親は学校の教師で世間的にも人格者だったし今でも尊敬する人だけど｡子供とは言え連れてきた自分に責任とらせるのはある意味分かるとしても､いのちをどう思ってたんだろうと今でも悔しい｡だから､今飼っている子を子供が拾ってきた時､その話をして面倒を必ずみることを約束させ､その代わり最初から家族として受け入れた｡