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- ソロモンフェチです。ソロモン諸島をめぐる日米消耗戦を小説にしています。生活は株投資、...
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日本で新事業が成功しない理由
2024年08月27日 16:42
新事業とは通常民間企業が新たなフロンティア市場を求めて、立案し事業計画書を提出して
役会で承認を得て進むのが普通である。
新事業は別に民間企業だけのものでもない。大学だって起業出来るし、学生だって起業出来る。
ただ民間企業と違ってまず融資を受けるための、銀行や投資家に対する説得力が必要になります。
その事業内容を分かりやすく、上手くプレゼン出来るかって事です。
大学ではこういう事は教えてはくれません。そもそも大学とは既存の学問を習得するだけのもので
前述した様に、起業して融資を受けるための勉強など教えてはくれない。
先生方(教授)だってそんな事教えてもくれない。
日本の教授は起業する人も少ないから、教える事も出来ないのは当然である。
日本の大学は既存の学問を学ぶ事だけと言っても過言ではない。いわば非常に学ぶ範囲が狭いのである。
自分が海外で仕事していた時に知り合ったミネソタ大学の教授は、
肩書(名刺)に企業の名前までついていた。
要は、その教授が起業したスタートUP企業の名前が記載されていたのです。
中村修二先生(ノーベル物理学賞)も同じ事を言っていたが
アメリカの教授って自ら企業の顧問だったり、スタートアップの社長だったりする。
非常に見識が広いのですよ。そういう点は日本の先生方も見習うべきですね。
それともう一つ、民間企業が新事業を起こす時に重いハードルがあるのです。
当然ながらいくつもの大きな難問を超えなければ新事業なんて成功しません。
だから周囲の応援が必要なのです。新事業が順調に進まないと、決まって横槍を入れてきたり
白い目で見て来る輩が必ず出て来ます。
そうでなくとも新事業の担当者は大変なのです。今まで誰も踏み込んでいないフィールドの事をやっているわけですから。
既存の事業を伸ばすなんて事は、運が良ければ誰でも出来ます。
新事業を上手く軌道に乗せて、新たな収益源にまでもっていくのが如何に難しいか、当事者でなければ
分かりません。
企業内で新事業を成功させるためには、そういう横槍を入れてきたり、非難めいた事を言って来る
役員が問題なのです。成功させまいとする輩もいます。
問題は起業のトップがそれをよく認識して、新事業の役員、担当者をフォローしなくてはいけません。
中身が無いのに役員になった者もいるのです。そういう輩が一番問題なのです。
既存の事業を担当しているとすると、特別何もしなくても、余程の事がなければその事業部門は
崩壊しません。そういう連中は敢えてリスクを取って行動などしないのです。
失敗しなければ、世渡りが上手い奴は出世して役員になる者もいます。
そういう輩が本来、企業には必要ない人材なのですけどね。
アメリカだったらそういう輩は絶対に役員になる事など出来ません。
日本には大きなリスクを冒して仕事をしている人がかなり少ないのです。
何故だか分かりますか?
日本では失敗すると、もう出世するのは極めて難しくなるからです。
この企業風土を消し去らないと、画期的な新事業やスタートアップ企業は日本には生まれて来ません。
イーロン・マスクは、数多く失敗する事が成功の秘訣だと言い切っています。
成功には失敗のデータが絶対必要って事を、自ら起業しているから良く分かるのです。
イーロン・マスクは問題も多いのかも知れませんが、それは彼がアグレッシブに行動している(リスクを取って)からなのです。アメリカは失敗する事を屁とも思ってないのかもね。
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