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BYDは既にかつての世界大手の象徴となる400万台/年に達した。大したものです

2024年12月09日 14:45

BYDはかつては単なる電池メーカーだったが、
ウォーレンバフェットが2008年?にBYDに投資をしてから、世界中に名が知られるようになった。
今はEVでは世界に敵なし状態とまでなった。1~11月までの販売数は375万台で、
通年では400万台を超える見込みだ。
かつて400万台/年の販売台数と言えば世界大手の象徴とまで言われた。
BYDもそれに到達したという事だ。
400万台の中身はPHVが6割、EVが4割となっている。
世界の自動車大手がこの新型車という分野で、400万台も生産したら、
間違いなく大赤字になり破産しますよ。
BYDの車の価格は日本のPHVやEVに比べて半額程度である。
普通に考えたら、こういう値段を提示されたら、日本メーカーに勝ち目はない。
でもこの価格でBYDは十分に利益を出している。
販売価格の3~4割になるとされる電池を自社生産しているという点が大きい。
アジア市場では徐々に日本メーカー市場侵食して来ている。(タイ、インドネシアベトナム等々)
ただ日本ではかなり苦戦はしている。
2023年の販売台数は1446台で、2024年は既に2500台である。
まあ伸びてはいるが、日本では苦戦していると言っても良い。
性能とかいうより、認知度が低い、中国メーカーの車と言った点がネックになっていると思う。
自分もトヨタプリウスPHVとRAV4PHVを続けて買ったが、価格は普通のガソリンエンジン
よりかなりお高くなる。(約1.4倍程度)
同じクラスのPHVでBYDのそれが、トヨタの半額ですと言われたら、少し心が騒ぎますよ。
デザインも悪くはない。あとはメンテで近くに販売店があれば良いが、遠いとなれば
いくら半額ですと言われても買わないだろう。
それと中国メーカーというのも気になる。
でもBYDのこの脅威的な販売台数の伸びは、凄いものがありますよ。
電池メーカーが車を量産するのですから、並大抵の苦労ではなかったと思います。
そこを突破して来たハングリー精神アニマルスピリッツを大いに感じますね。
日本もこのBYD精神は見習うべき事がたくさんあると思います。

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